こんな学校あったらいいな
この学校の先生は、みんな老人です。
人生経験豊富な人ばかりです。小さな子供から大きな大人まで学びたい事を教えてくれます。 開いてる時間は24時間365日もちろん先生は無給です。
先生の都合で開いている時間はまちまちです。給食を作るのも老人です。たくさんの老人が働きにきます。そこに通う生徒は好きな先生を求めてやって来るのです。
先生ごとに教室が分かれています。経営学の先生は、この学校を維持するための教室を開いています。人件費は年金をもらっている人で賄うので無給です。
クリエイターを育てる教室では利益をあげることも教えるのでその利益から運営費を賄います。
料理教室では給食も作ります。その食材は学校内の水田や畑に山や海で採れたものです。
農業を教える教室では、お米や野菜を作ります。猟師さんに漁師さんの教室もあります。後継者を育てる目的でもありますが、学校を維持するためにも使われます、
学校の勉強についていけない子供の為の教室もあります。生徒は好きな教室で好きな事を教えてもらえます。大人も子供も一緒に通って子育て教室に行きます。
人間関係に悩んでいる人には、人間関係を教えてくれる教室に通えます。
教室に通えない人には、テレビ会議システムを利用して自宅からでも参加できます。テレビ会議ができない家には出張サービスと無料ネットとタブレットを支給します。
これは「こんな学校があったらいいなプロジェクト」に協賛してくれるスポンサーがいるからできるのです。
基本的には全国のサテライト会場にて受講できるようになっています。職員も老人です。全員が平職員ですから管理職はありません。ただ自分の役割を引き継ぐパートナー二人の三人グループを作ってもらいます。
老人三人一組で物事を行います。欠員が出たら補充していただきます。三人で自分達の役割を決めていただきます。その役割を「こんな学校あったらいいなプロジェクト」推進企画担当者に送ります。
もちろん推進企画担当者も三人です。常に三人が力を合わせて実行していくのです。
「こんな学校あったらいいな」は、誰でも、いつでも、どこででも学べる教室の集合体です。教えたい事もたくさんあるはずです。その教える方法を学びたい人がいるはずです。それも教えてくれます。
三人グループの一人が連絡係です。連絡係は推進企画担当者が作ったフォームに必要事項を記入して送信します。その内容を生徒希望者に閲覧できるようにします。生徒希望者はその内容で応募します。
進学教室や有料保育などと共存するために有料の教室も無料で紹介します。無料有料をはっきり分けて無料で学べるのではなく老人という社会の財産を利用させていただく学校です。
そんな学校があればいいな
経済的に幸せにはできないかも知れませんが精神的に幸せにする自信があります。と言いましたがついてきてくれました。今は、精神的に幸せだから次は経済的に幸せにしてと言われています。