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仁とは、パンを焼く事である。

人の為に役立つ事をするのが仁です。仁とは徳を積む事です。
徳を積むことは幸せにつながります。

徳とはなんでしょう?

良い行いや善行と呼ばれる事をすることでポイントのように徳を貯めれば見返りがあるのです。徳には2種類あって「陰徳」と「陽徳」です。

「陰徳」は人知れず良い行いをする事で「陽徳」は感謝されたりお礼を言われる事です。どちらもポイントが付くのですが、「陽徳」が100ポイントならば「陰徳」は10000ポイントぐらいの差があります。

パンを焼くと喜ばれます。毎日食べるものですから飽きる事のない味でなくてはいけません。まずいと喜ばれません。徳のポイントが減ってしまいます。食パンならばホームベーカリーで分量とメニューさえ間違えなければ、いや、羽をつけ忘れたりドライイーストを入れ忘れたり、タイマーのセットも正しくしないといけませんが楽勝です。

手捏ねのパンは大変手間がかかります。そして美味しく作るには練習が必要でした。捏ねるのと発酵させるためにホームベーカリーを買いましたが、成形と焼く温度や時間は長年の経験が役に立っています。

バターロールには、ピーナッツバターが似合います。ハムとチーズを挟んでも美味しくいただけます。パン屋さんのパンを買ってくるのも徳を積む事になります。毎日、美味しいパンを作るために努力することも徳を積んでいるのです。

手作りだと言えばパン屋さんのパンよりも不味くても喜ばれます。練習を重ねて普通のパンが作れると当然のように食べられて喜ばれることもなくなります。それが「陰徳」なのです。

感謝がないとか喜ばれなくなったとか嘆くことはありません。「陰徳」を積んでいるのです。「陽徳」を積むよりも「陰徳」を積むことが難しいのは手応えを感じられなくなるからです。

家事は、主婦や主夫がしても感謝されないけれど子供や普段しない夫や妻がすると感謝されます。感謝されなくても良い事をするとポイントがより多く貯まるのです。

感謝されない良い事を日常で行われる事が「常態」であれば良い結果にならないわけがありません。家事をするのは感謝されたいからするのではありません。仕事をするのも感謝されたくてするのではありません。

徳を積んで得する為です。「陽徳」よりも「陰徳」の方がポイントが多く貰えます。ポイントが貯まると天から徳が貰えるのです。

それでは良い行いや善行とはなんでしょう。

ゴミを拾う。ゴミ箱に捨てる。困っている人を助ける。命を救う。
たくさんあります。朝、起こされずに自分で起きる。早寝早起きをして予習復習宿題を忘れない。自分ができる良い行いをする事が「徳」を積む事になります。

人に優しく、役立つ事をするのが「仁」です。「仁」は「徳」を積む事になります。気づかれる事なく役立つ事をする。感謝を求めない。見返りを求めない。それが「徳を多く積む」事なのです。

自然体で「陰徳」が積めるようになるとその見返りはいらないと思っても降り注いできます。「陽徳」になると遡ってポイントが減らされることもあります。何もしなければポイントが付くことはありません。そしてポイントがついていないと天はいざという時に、守ってくれません。転びやすくなります。徳を積んでいると周りの人にも徳を配る事になります

天は平等です。良い行いをしてる人には良い結果を与えてくれます。
悪い行いをしている人にはそれなりの結果が与えられます。
何もしていない人には、何も与えられません。

他人の「陰徳」に気づいたら影で感謝しましょう。「陽徳」にしない為です。他人が「陰徳」をやめたら続けるように勧めましょう。

あなたの良い行いは、天が見ています。徳ポイント数を天は記録しているのです。徳を積むことで運は良くなります。

感謝される事が目的で良い事をしていると、パンを焼くことが当然になり感謝されなくなってやめるのは「徳を積む」こともやめる事になるのです。

「陽徳」をたくさんしている人は、「陰徳」を一つ続けている人には敵わない。