可愛い老夫婦への道（曼陀羅）

曼陀羅とは、仏教が、宇宙観、世界観を現した絵です。この曼陀羅は伝える力があります。全体を縦3マス横3マスに区切り中央を取り囲むように8個のマスで構成されています。

物質　記憶　記録

過去　現代　未来

時空　精神　夢無（むむ）

夢無（むむ）とは、夢のような人生も無くなる時がくる。記憶は消えますが記録は残ります。生きていく身に付けた（身体が覚えた）事柄は忘れられないから良い風習、癖、習慣をつけましょう。

運命は、決まっています。今あるのは、運命です。逆らったところで変わることはありません。生まれ変わったとしても全く同じ運命を辿るのです。

運命の先は誰にもわかりません。不老不死の世界になったり、若返ったりするかもしれません。死後の世界があってそこで裁かれて地獄へ行かされるかもしれないし極楽浄土の世界があって、庭掃除の仕事をしているかもしれません。それは、我輩の夢の中の出来事なのです。

現代に話を戻しましょう。現代は、記憶されていることが全てです。認知能力です。若くても年寄りでも赤ちゃんでも病人でも全ての人は、記憶していることが事実なのです。嘘も誠も誤認、誤解全ては事実なのです。

記憶を真実に近づけなければ事実が変わることはありません。いつか真実が解き明かされるだろうと思うのは真実を知っている人がいるからです。真実は存在しているのですが、事実を寄せ集めても真実にはならないのです。

真実を求めてそれを伝えて他人の事実を真実に近づける努力をしなければならないのです。

自分の記憶されている事実を疑いましょう。真実に耳を傾ける努力をしましょう。伝えるとは、真実を求めて自分の事実を真実に近づけていく事なのです。

まだまだ真実には届きませんが、悩んでなんかいられない。真実ってなんだろう？