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平日の日記 6/26(月)-6/30(金)

6/26(月)
体調悪いし仕事はやることいっぱいだし、無理無理無理〜〜な日。心の所在がなく気力だけでなんとか乗り切った。へとへとなときこそ自炊が大事。労わりの儀式。
一番下の妹が電話したいとのことだったので、話す。思ったよりもいろいろ話が広がった。彼女は「お姉は私のことを妹としてではなく、一個人として捉えていて、その距離感と中立的な関わり方が好きだ」というようなことを言っていた。私は自分のその姿勢を自覚しており、私にとってはそれが誠実な関わり方なのだが、真ん中の妹にとってはそれはドライで冷たい態度のようで、私は真ん中の妹に酷く嫌われている。きっと私のスタンスに一番下の妹も寂しい思いをしているかもしれないと勝手に思っていたが、彼女にはこの在り方を受け取ってもらえてびっくりしたし嬉しかった。

6/27(火)
起きた瞬間からしんどい。何かこんなにつらいのかわからないけれど、こういうときは休んだ方がいい。在宅勤務にして、最低限の仕事だけやって、あとはぼんやりして過ごした。残っている食材で適当に作ったお昼ごはんのパスタの色が賑やかでちょっと元気が出た。レコードかけて一人で踊っていたらだんだん楽しくなってきて、ありがとう音楽。
早めに仕事を切り上げて近所の星乃珈琲店へ。近いのに(近いからこそ?)普段あんまり行かないけれど、今日はなんだか家じゃない場所でゆっくり考え事をしたかった。考えたり書いたりして、まぁ、何もやらずに鬱々してるよりとにかくなんでもやってみたらいいんだよな、という当たり前の結論にたどり着く。当たり前のことを続けていきます。

6/28(水)
淡々と仕事をし、淡々と家のことをやる。生活だ。

6/29(木)
明け方、夢をみた。夫に離婚したいと言われる夢。私の寝顔が見苦しくて無理になったとのことだった。寝顔が無理って、それはもう本当に気持ちが離れたってことじゃん......と悟り、離婚を受け入れたところで目が覚めた。久しぶりの「よかった、夢かー!」だった。私ってああいう場面で静かに受け入れるのね、と夢の中の態度を振り返る。
仕事から帰ってきて、音楽をかけながら夜ごはんを作る。料理はリズムが大事。おかずの完成と同時に炊飯器が鳴ってごはんが炊き上がった。美しい進行!拍手!
ごはんを食べてぼーっとしていたら、友達から「庭でゼリー食べてる」と写真が送られてきた。庭ゼリー良すぎる。私も縁側アイスを始めた。遠くから虫の声と風鈴の音が聞こえる。風鈴の音はいくつかある。みんな、それぞれのお家で風鈴つけてるのね。
「お風呂が湧きました♪」の電子音声が鳴ったので、そろそろお風呂に入ろうと立ち上がったら、ちょうど外からも「お風呂が沸きました♪」が聞こえてきて笑った。どこかの誰かさんもこれからお風呂なんだね。

6/30(金)
今週はずっと虚無の心で仕事をしていた。やっと週末で嬉しいけれど、平日何かを頑張っていたわけでもないので、週末らしい開放感とかキラキラした気持ちが芽生えてこない。誰かに会いたい気持ちにもならないし、ひとりで飲みに行こうかと思ったけど夏バテなのか胃の元気がなく、金曜の夜を持て余す。こういう時は本を読もうと、千葉雅也『エレクトリック』を持ってデニーズへ。なんとなく、家じゃなくて、他のファミレスでもなくて、デニーズで読みたい気分だった。
1時間くらい読んだら今度は家で飲みたくなってきて、ワインとおつまみを買って帰った。今週はなんだかずっと元気がなかったな。暗いムードって自分の怠惰なのだろうか。元気出すのをめんどくさがっているような。
考えてもしょうがないので、気持ちが上がってくるまでは、とりあえず早く寝るとか、運動するとか、身体が健康な状態になれることをやっていこう。

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