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君に出会えたんだから、最高の人生なんていらない。これこそが最高の人生

パンヤ


もやし


人々は言う。
「高校生の頃に戻りてェ〜」
「記憶を残したまま小学校の頃に戻って無双したい」
「中学生の時にもっと勉強してたらなあ〜」



moyashi



それはそう思う。
僕ももちろん、今ある知識を全て持ったまま赤ちゃんに戻りたい。偏差値の高い高校にいけるなら行きたかったし、名門の大学を卒業したかった。

それはそう。


いや、本当にそうか？
そうではない気がしてきた。


今、人生を振り返ってみて、どうだろう？
確かに陽キャで青春してキラキラ人生ではないし、部活にのめり込んで、高校野球の県大会で涙を流したり、道具を後輩に託して「お前らは来年があるから泣くんじゃない」って言ったりして一生の思い出になったり。そんなものはない。
かといって勉強したのかと言われたら勉強なんて全くしてない。数学なんて0点ばっかり取ってたし、体育もできないし美術の成績は万年「２」しかとったことない。

何の取り柄もない。ただ生きている。いや、クロノトリガーの言葉を借りれば、「死んでないだけ」



もやし




そして今は大人になったからとりあえず仕事をしている。
そんな人は多いんじゃないだろうか。
というかそういう人間ばっかりじゃないかな。
とにかくこの職業につきたいからこの勉強をして、この資格を取って。だから今ここで働いています！なんて人は多分全体で2%ぐらいでしょ。

そんな意味を感じない人生。


いや、本当にそうだろうか。


キミ、意味ある？



僕は・・・


僕はあるね。

意味あるよ。

そしてこれを読んでいる大半の人間と同じことを考えているだろう。

そう、

もやし


彼に出会えたのだから。



ミノリスが配信を始めるまで

ミノルが毎日配信していた10年以上前、俺たちは毎日が本当に楽しかった。
彼は当時無職。俺たちは中高生や大学生。
朝からアスカ白蛇か裏白、少し休憩して午後からはFE暁2週目。夜はメインの配信をし、逆転裁判とかそれぐらいのちょっと昔のゲームをやっていた。
そして深夜にはFE縛りの萌えもん配信が始まり、ある程度までやったら朝まで萌えもんのレベル上げと一緒に新時代配信をする。
輝いた時間だった。
本当にあの頃はそれが生きがいで、周りの人から何を言われようと、ミノルの配信を見てチャットするのが大好きな時間だった。


そんな無職時代がいつまでも続くわけもなく、働きに出たミノル。親から、”まず、動く”という本をこれ見よがしにトイレに置かれ、働きに出たミノル。
僕らは暇になった。
ずっとチャットに常駐して、困り果てていた。

そんなある日。

「じゃあミノルが配信始めるまでミノリスで配信しようぜ」


当時配信というコンテンツは黎明期で、配信できるようなPCを持っている人間は少なく、やり方も確立されておらず、誰も知らなかった。


ただ一人を除いて。


僕も配信をやってみた

もちろん初動で配信をした人たちはすごかった。やり方がわからないまま調べて、あまり面白くもない配信をみんなでやってた。それがみんな楽しかった。
僕もちょっと遅れて配信をやってみたいと思い、色々調べてみた。
PCに知らないソフトを入れまくったりするのは当時怖かったんだけど、チャットで色々聞きながら設定していた。
そんなある時、DMが来た。
「どこで詰まってるの？」
そんな内容だった。


もやし



そう、もやしである。
彼はなんと、配信のやり方を全て知っていた。この世の全てを知っていた。
全てを彼に訊きながら、僕は配信を開始することができた。パンヤの配信が最初だったか、メタルギアソリッドが最初だったかもう覚えてないけど、にしるさんが見てくれてたりもやしさんが見てくれたりして、ゲームも楽しかった。


そんな感じで、パンヤchのチャットの設定で困っているときや、スカイプで分からないこと。配信設定音声まわり。いろんな分からないことを教えてくれるもやし。こんなにありがたい人が世の中にいるのかと本当に感動した。泣いた。乗客全員拍手喝采。




もやしの配信

知らなかった。
あのもやしさんが配信していたなんて。
というかこの人あんまりつぶやかないから知らなかったけど、ツイッターフォローしてたんだ。配信観てみよ



衝撃を受けた。



普通の人生を歩んで生きてきたら絶対に出てこないワードセンス。
上手過ぎるFPSの能力。
意味の分からない読み上げ機能の使い方。
似すぎているマインクラフトのモノマネ。
バイオが好きすぎて新ナンバリングが発売されたらクリアするまでぶっ通しで配信する配信体力。


衝撃過ぎた。

普通はチャットを打ったら読み上げ機能が普通に読み上げるだけなんだけど、ほぼ稲川淳二が読み上げてくれる。
「死んだのここなんですよ！あっちじゃないんですよ！ここなんですよだからぁ！！！(怒り)」
「指シコってるからねぇ・・・」


どういう状況なんだ・・・
本当に理解できなかった。
これが優しく配信方法を教えてくれたもやしさんなのか・・・
意味が分からない。
ミノル以上に理解できない配信を初めて見た。

でも、楽しかった。よく聞いたら話題はミノリスやミノルの話題で、ゲームはうまいけど愛嬌があるプレイスタイルだし、お尻に痔が3つできちゃって手術が大変だった時の話という面白過ぎるトークもしてくれる。

こんなに面白い人は見たことないぞ・・・

僕は感動した。
ミノリス配信でこんなに面白い配信があったのか・・・！！！


僕ももやしさんに追いつきたくて配信を何度もやってみたけどあれほどの配信力を生み出すことはできなかった。
僕は配信者として死んだね。
決めたよ。もう僕はプロデュースをするだけの存在で、自身の配信で有名になることは諦めようってね。




自分が生まれてきた意味、それは彼の配信を見ればわかる


前半の半生振り返り。
もやしという存在。

もうわかっただろうか。
君が生まれ、今生きている意味。
振り返ってみたらそんなにいい事ばっかりの人生じゃないと思う。
でも君は出会えた。

もやし

彼に出会えたんだ。

本当の本気でこう思う。
もや君に出会えて、パンヤchのみんながいて、毎日楽しくゲームできて、本当に楽しい。
陽キャで生まれてしまったり、出来が良すぎて全然違う人生を歩んじゃったりしてたら、ミノリスになることはなかった。パンヤchも設立してない。もや君に出会うこともなかった。




もや君に出会えない人生なら、そんな人生、いらない。



まだ自分の人生に意味を見いだせていなくて、暗い闇の中いると感じている人は、彼の配信を見てほしい。

そしてパンヤchに来てほしい。

これまでの人生は、正解だったんだってわかるから。






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