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エフェクター話

 還暦も過ぎ少し自分の時間を取れるようになったこともあり、ギターとエフェクター弄りに時間を費やしている今日この頃。
 単身赴任というシチュエーションも相まって、一気に機材の収集に精を出してしまっています。長らく音楽から離れていた期間があったので、所有する機材は近年物が大半である。

 古い物がいいんだという風潮は昔からあったように思うし、実際にプロの方々が使っていたりすると、そうなんだろうと素人は思ってしまう。
 近年はSNSや投稿動画サイトで、紹介されていたりすることも大きく影響しているのでしょうね。個人的には、消耗品なので音楽活動のための機材と
して購入するのは慎重になったほうがいいと思いますので、購入を検討している人はよく考えてくださいね。

 動画サイトなどで当時の音がするなどと、個人的には無責任な発言だなと
思うようなコンテンツが多いように思います。生まれる前の音を知るわけも
なく、過去の音源などを聴いてそのような発言をしているのかどうかは知る由もないが、当時の音がそのままでるなんてね・・

 楽器やエフェクター等は、経年劣化で機能低下(性能低下)する電子部品(電解コンデンサ等)もあり、厳密にいえあ同じ音は維持できないのじゃないのかなと言うのが自論である。また、実際に現場で使われてきた個体に関してはメンテナンスを行いオリジナル部品以外の物に交換されているなど変化点は多いかと思う。 よって、同じ音を出し続けることは難しい。

 古い物が良いんだよといった暗示にかからないようにしてくださいね。

 私の場合、もし古い機材でどうしても欲しい物があればジャンク品でも自分で修理できそうであれば少々問題があっても購入するかもしれないですね(少々高くても自分で妥当と思える価格の場合ですが)そういった事(物)に対する価値観は消費者側の判断でしょうかね。 

 ただ、販売側の甘い言葉に惑わされないようにする勇気も必要でしょう。

 

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