見出し画像

死ぬきっかけがないから

初めて書くことがこんなことでいいのかと思いながら、ここ数年の私のテーマでもあるから書いておく。

独身で40歳。子供もいないしこれからもできることはない。仕事も非正規。お金に余裕もなく、これといって楽しいと思う趣味、瞬間もない。

この先何かいいことがあるとも思えないし、死にたくない理由もない。積極的に死にたいと思わないってだけで、ただ心臓が動いているだけの生物。

今後、死にたいと思うような大きなことが起きたら、死にたくない理由がない私は、簡単にそっち側に転がるだろうと思う。そんな、すぐとなりに死を置きながらただ息をしている。

こんなことを定期的に考える。

今日は明らかに原因ははっきりしている。コロナ感染の危機を感じながら、エッセンシャルワーカーとして働かなければならず、なのに電話で恫喝、暴言を浴びた。電話にでたらいきなりだ。なにに怒ってるのかもわからないし、なにも言えなかった。ただとてもとても怖かった。命の危険を感じた。電話を上司に代わってもらったあともしばらく手の震えが止まらなかった。

結局、政治の不満をぶつけたかったのか、直接私の仕事には関係なかったようだ。

コロナが始まってから、仕事で精神的に削られていっている。だからといって、仕事を辞めたら暮らせない。ほんとにもう、病気になりそうだ。

こうやって誰かの心ない、思いつきなのかわからないが、悪意がこっちに飛んできて、それを受けざるを得なかった私の心が傷ついて。あの電話かけてきた野郎は今ごろいびきかいて寝てるかもしれないが、私は泣きながらこのノートを書いている。こんな不条理に嫌気がさして、生きているのがつらい。

森山直太朗の 生きてることが辛いなら をエンドレスできいて号泣して、明日も仕事にいく。

そうするしかないから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?