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Owned Media Awardsへ行ってきた。

こんばんは。今日もお疲れ様でした。
毎回ですが、これは、ただの仕事日記です。読みづらかったり、内容がはしょったりもしますがご了承ください。

「Owned Media Awards」

さて、今日はIndeedさんが主催している「Owned Media Awards」へ行ってきました。どうして行ったかというと、受賞企業さんたちの「パネルディスカッション」があったからです。

肉声がきけるー!マジ、すごー!びびるー!キャー!

受賞した企業さんは、以下の5社でした。

・DeNA(フルスイング)
・コロプラ(Be-ars)
・Cybozu(サイボーズ式)
・オイシックス・ラ・ダイチ(採用サイト)
・DMM.com (DMM inside)

そして、グランプリに選ばれたのは、はい、御察しの通りです。


Cybozuさん!(パチパチパチパチ)
Cybozuさんがグランプリでしたが、DeNAさんもコロプラさんも、オイシックスさんもDMMさんもすごかったのです。みなさん、立ち上げてから2〜3年以上運営されており、いろんなコンテンツが積み上がっているようでした。(今から作ろうとしているパネイルは、一体いつになったら……)

この超GREATな先輩たちのオウンドメディアをみていると、ただただ羨ましい限りでしたね!また、多くの学びもありました。

学び1、絞る

カメラレンズの絞りじゃないですが、何かテーマを絞るって大事ですよね。よく耳にする「引き算のデザイン」でしょうか。
ついつい、あれもこれも全部てんこ盛りにしてしまう私にはとても難しいですが、この引き算って本当に自分に自信のある人じゃないとなし得ない究極の技なんだろうなーと思います。(私もできるようになりたい…です。)

DeNAさんは、事業の事は事業部のブログでより語れるし、デザインの事もゲームの事も、それぞれの部署でよりうまく語れる。だから、「フルスイング」では「PEOPLE」と「CULTURE」だけにテーマを絞っていると。

なるほどね!
一見、会社のOwned Mediaなんだから、そういう事業の事もちゃんと語ってよ!と言いがちなのですが、「餅は餅屋」って事ですよね。(実際、事業の事は変化も激しかったり、先方様がいらっしゃる場合はNDAとかがあったりして、なかなか率直な話を載せる事ができないんですよね。心にメモメモしました。

学び2、率直に

そう、これ。率直に。
これ、割と難しくないですか?いや、一番難しい気がする。だって、会社のOwned Mediaですよ?いい事ばかり書かないと行けない気がしちゃうじゃないですか。(パネイル、世界一最高、宇宙で最強、超絶スーパーレア!ウルトラ・メガ・キングオブキング的なwwww)

コロプラさんが言いましたね。求職者向けの社員インタビュー中に、社員さんがこういう事を話しましたと。
「いろんな会社をみた方がいい、みて色々比べて、ちゃんと考えた方が良い。それで納得した会社に入るんだ、それがコロプラじゃなくても良い。」
オイオイオイ。新入社員必要だから、入社を考えている人に向けての言葉としてインタビューしてるやん!と突っ込みたくなりますが、これはこのまま載ってしまってるようです。笑

確実でもない、本当じゃない事だったり、誹謗中傷は行けないと思います。でも、率直さって、伝わりますよね。本当だって事が。

これも素敵だなーと思いました。


学び3、持っているものを見せて

今回の一番の驚きは、オイシックス・ラ・ダイチさんの「Pinterest」でした。正直、今までオイシックスさんの事を、ちょっとおしゃれなCO-OPでしょう?と思っていたのです。その業務範囲や仕事ぶりも全然知らずにいました。この自分の愚かさは…(反省)

採用サイトも、もちろんすごく良かったです。社員インタビューに、会社の仕事の相関図、メディア向けのコンテンツまで。見応えのあるコンテンツがいっぱいありました。しかし、デザイナーさん達が発信しているPinterestを見た瞬間!本当にすごいと感嘆が!

そうですよね。商品を「発送」するんですから、パッケージデザインも必要ですよね。献立の表や調理法も印刷しないといけないので、DTPの冊子デザインもしますよね。また、注文者に見せるためのWEBページ、バナー画像等。販促として出していたビジュアルが全て載っていたのです!

すご!

すごいのと同時に、オイシックスさんのデザインチームの強さも伝わってきました。その制作物の凄まじい量もそうですが、一つ一つのクオリティーも高い事!また、こんなに見せれる事が、腕への自信ですからね。

学び4、遠くへ行き過ぎない

ふふふ。これは面白かったですね。この話はCybozuさんでした。
Cybozu式というOwned Mediaは会社の事を全く喋らない!出てくる人も社外の人がむしろ多いんだそうです。これもDeNAさんと同じく、事業の事は事業の方で話してくれーという事だったらしく、「カルチャー」にフォーカスを置いていたみたいです。

すると、今となっては「Cybozu式」だけが一人歩きしてしまい、「Cybozu式」は知ってるけど、「Cybozu」は何やってる会社かわからなくなったようです。これwwでも、なんかすごく分かるww(私もCybozu式はわかっていたのですが、Cybozuさんの事業はわかっていなかったのですw)

今は、バランスを取り戻すために頑張っているとの事でした。

学び5、餅は餅屋(でもゆるく)

これは、DMMさんでしたね。DMMさんのOwned Mediaは、今まで社内の人たちが運営していたブログを統合したものだそうです。テック企業として舵を切ったタイミングで、会社の情報もしっかり届けようという思惑から、今まで運営されていた自発的な社員ブログを統合して作られたようです。

DMM InsideというOwned Mediaになった今も、専門分野の記事はそれぞれの部署にお願いして書いてもらっているんだそうです。ただし、「強制」ではなく、「締め切り」もゆる〜〜くしている模様です。

このやり方はメリットがいっぱいありますよね。
編集部の手間が省ける事や(いくら頑張ったって、事業している当事者よりは専門性が欠けるし)、より専門的な事は専門的に書ける事、そして、自分の記事が載る事から記事を書いた社員との間にエンゲージメントも強化されますよね。一石三鳥です!

最後にKPI

うん、これ。Owned Mediaやるというと、まず聞かれるのは、「そんでPVどんくらい取れる?」、ですよね。

PVを取ろうとすると、タイトルがよりセンセーショナルになったり、フックのあるワードをMetaに埋め込んだりするのでしょうか。(よくわかりません。)こういう書き方だと、統合性がなくなったり、刺激的ものになったりしませんかね。わからないから余計心配になってしまいますね。

受賞された5社の方々はPVではなく、これをKPIとしているとの事でした。

たった1人の求職者に興味をもって入社頂くこと。

おー。格好いい!
そうですよね、知ってもらって、好きになってもらって、仲間になってもらう。それが目的ですもんね。

数字だと話しやすいし、わかりやすい。だからすぐにPVだとCVRだと、クリック率だと言います。そこもわかりません。大事な指標の1つだと思います。でも本当に本当に必要で大事なのは、そうじゃないとw

うんうん、技もに命じまするわ。

最後に素敵なモーデレータを務めた曽山さんのまとめです。

・PVよりも、ひとりの人に対して記事を書く
・社員が見たい記事を書くことが、自社への誇りにつながる
・結果としてミスマッチがなくなり、採用力・企業力があがる


勉強した事を素直に反映できればいいのですが…とほほ






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