激闘 2024年2月25日の日記

・先日、22日はニコ生にて「実録・大喜利抗争 ~2024晩冬の陣~」という企画を配信。めちゃくちゃ楽しかったし面白かった。


このタイトル画像も個人的に気にいってます


・代表者2名が「面白いと思う4名」に声をかけチームを結成。タイマン大喜利を行い、最後に相手のリーダーを倒したチームの勝利、という骨太な大喜利企画。昨年秋からメンバーを代えて2回目の配信。

・今回、様々な配信でお世話になっているニューコンさんと煮屋さんにリーダーのお声かけをさせていただきました。

・ニューコンさんの理由はいたってシンプルで、前回放送(2023年9月)時のラスト挨拶で「次回も是非…」的なお話をされていたので。連続出演者が1人居たほうが、引き続いてのドラマ性もあるんじゃないかと。

・煮屋さんにお声かけした理由は、3月末で配信活動をお休みされるということでやるなら今しかない、と。個人で色んな方を招いた大喜利企画を実施されており、うちの常連が知らないまだ見ぬ人脈を持ってそう、ということも大きかったです。


・この企画は、昨年秋に放送して色んな人にお褒めの言葉を頂いた。特に嬉しかったのが「リアル大喜利」「ネット大喜利」など、ニコ生・配信界隈ではないフィールドで活躍されている方に評価していただけた点。

・企画構想時、「リーダーが面白いメンバーを集める」大喜利企画はリアルで既に行われていた。「大喜利参集」という生大喜利企画(それこそペるとも氏主催企画)で、結構なネームバリュー・大きい規模。そのため、「ただのパクリ」と思われないようにしっかり独自性のあるルールを作る必要があった。

・自分が導き出したのが「カチコミ制度」と呼ばれる、タイマン大喜利に敗退したプレイヤーが、それ以降1問1回答に限りアシストで答えることができる、というルール。「抗争」のワードとも相性がいいし、やってみたところこれがとても評判が良かった。

・特に前述のリアル大喜利企画を知っているであろう方々がご視聴してくださり、ルールに関してもお褒めの言葉をいただけたのがありがたかった。「ニコ生大喜利って邪道じゃないんだな」と、あらためて認識する自信にもなった。


・今回の配信、全員に輝く場面あったな~と思います。

・特に強烈なインパクトを残したのは、煮屋組の灰色こたつさん・魔球さん・生命の輝きさんの御三方ではないか。こたつさんは凸待ちに数回出演されたことがありますが、後者2名は初のニコ生企画出演。常連視聴者からすれば知らなかった人がほとんどだったのでは。

・ただ、配信された3時間でめちゃくちゃキャラの立った回答をズバンと出していただけました。

・こたつさんはタイマン戦での大喜利力はもちろんのこと、敗退後のカチコミ回答での切れ味が素晴らしかった。1答で大きなウケを確実にとっていく。コメント欄での好きな回答を挙げていただく際に、こたつさんの回答がどの問題でもあがっていたと思う。

・魔球さんは登場時の第一声からめちゃくちゃ盛り上げてくれた。勝ち負けを決める企画だと、皆さん緊張されて若干ピリッとした空気が流れるのだけど、こういう平場でその空気感を緩和してくれたのが非常に助かった。視聴者さんも「ガチ企画」ではなく「バラエティ企画」として見ていただけたのではないか。

・そして大喜利力も間違いのないものがあった。そのキャラクターとも合わせて「Discord座王」とかでもめちゃくちゃハネるんじゃないか。馬力がある。


・そして、生命の輝きさん。エグい。ヤバい。どこまでがキャラでどこまでが本気か分からない。生大喜利にはこんな人がいるのか…。とにかくアーカイブで見て欲しい。

・変な分析するのは非常にアレなんですが、この人すげーなーと思ったのは、「回答を出す時に、若干声のハリを出す」のが非常に上手い。

・僕の配信にゲストでよく出てくださる実況者 兼 声優の駒東寛之さんという方がいるのですが、その方はフリートークでもいい声なんだけど、「ナレーション」をするときに1段階ギアをあげるというか。声量を変えている訳ではないんだけど、声に奥行きがある・声の密度が高くなる、そんな感じ。

・そのプロが持っているような技術を、生命の輝きさんが回答を出す際に使っていた気がする。平場でのトークとは違う声の出し方で回答を出す。生大喜利で培ってきた技術なのだろうと思う。


・ニューコン組は、その関係性を以前から見ている人間として、とにかくエモかった。

・常連視聴者さんがお話されていたのが、「ニューコン・ぺるとも・komeiの3人が勢ぞろいして大喜利をするのが嬉しい」と。普段ラジオをやっている3人だけど、一緒の舞台で大喜利をするという中々珍しい配信になった。

・番組冒頭でも話したのだけど、ニューコンさんぺるとも君はニコ生全盛期・企画配信者がまだそれなりにいた時代、コメント大喜利でしのぎを削っていた記憶がめっちゃ残っている。それこそ、うちの常連であるササニシキとかやまおとこさんとかと一緒に。もう10年近く前になるだろうか。

・そして今、2人ともめちゃくちゃすげーことになってる。かたや公式chを持つ企画MC、かたや芸人とも肩を並べる大喜利プレイヤー。ニコ生にはこういう人もいます。

・配信終了後に、ペるとも君が「ニコ生はふるさと」と言ってくれて嬉しかったな。あの頃一緒に配信していた生主仲間・視聴者さんにも、このエモさをおすそわけしたい。


・両チームとも良いな、と思ったのが「各自が実施している配信で面白いと思った人を登用している」点。

・煮屋さんは前述した「煮屋パ」とよばれる大喜利企画に出演されている方を中心にキャスティングしてくれた。うちの常連だと今回メンバーに選ばれたフィネさんだったり、烈風ぺんぎんさんだったりが出演していた覚えがある。

・ニューコンさんは、企画前に自らのラジオで「第2のぺるともを探せ!」という特別企画を実施し、それに投稿された方の中より2名を選抜。しゅうねこさんとドムドムさん。

・この2名もちゃんと仕事してたなあ。しゅうねこさんは知識量を生かした回答、そしてドムドムさんはデスゲームお題の第一回答カチコミでとんでもない爆発を生み出した。アレはすごい。

・そして一緒にラジオをやっているkomeiさん・ペるとも君というメンバーで構成。「ラジオ」というコンテンツ自体、熱いファンが多くつくフィールドだと思うので、常連リスナーさんからしたら激アツなメンバーだったんじゃないかな。


・ちなみに、今回リーダーにチーム人員を集めてもらう時にお願いした絶対条件は以下の2点。

  1. Discordの通話音質が明瞭(普通以上)な人

  2. 人間性に問題の無い人(勝敗・審査に対する身勝手・ネガティブなお気持ち表明をしない、的な感じ)

・企画配信の人選の話題が出ると言ってますが、この2点は非常にデカい。

・特に「通話音質」について、ニコ生の企画は基本的に「音声コンテンツ」である面が大きい。生配信なのでテロップも出ないし、配信画面は基本的に企画説明や補足で埋められる=喋っている人の表情が出ないので、音声・声質が占める割合がデカい。

・「ただただ面白い人」を配信に呼べない理由、ここが一番の理由だったりします。どれだけ面白くとも、何を言っているか聞き取れない・事故が起こりやすい環境だと、配信の面白さも半減してしまうし、その方の評価も意図せず下がってしまう。

・そのため、リーダーが事前にアポを取って出演交渉をするこの企画は、うちの視聴者・そして僕自身が知らない「面白い人」を発掘するのにめちゃくちゃ向いている。リーダーから通話音質・人間性のお墨付きがあれば、何も恐れずに企画に呼ぶことができる。

・今回で言ったら、煮屋組の先述した3名(こたつさん魔球さん輝きさん)をうちの視聴者が知ることができたし、企画初出演の方に「ニコ生」という文化を体感していただけたと思う。演者と視聴者にとってもwin-winの関係性。


・まだまだ語りたいことありますよ。ホントに。

・回答のゲラや平場トーク場面で煮屋さんにめちゃくちゃ助けてもらったり、窮地に追い込まれたニューコンさんの魂の2連勝だったり、うちのコメント大喜利企画のチャンプであるフィネさんが2勝を挙げて強さを証明したり。そしてぺるとも君の「ゼンイン・ブチコロニツカヤ」。

・いいとこ挙げたらキリが無い。10人全員が面白かったし、悪い部分も全然ないと思う。

・3時間の配信で総コメント数も3000超。視聴者が審査する、という参加型要素はあるにしても、大喜利回答をするわけではない形式でこのリアクション量はエグすぎん???

・あらためて、ご視聴してくださった皆さまありがとうございました。事前の配信告知ツイートの拡散や配信に関する感想ツイートなど、多くの人のご協力・つながりに支えられてるな、と実感しました。

・視聴者にとっても、出演者にとっても、普段交わらないフィールドの人間が「大喜利」という文化で対決をする、刺激的な配信だったと思います。すこし期間を空けて是非またやりたいですね。

・ある方の言葉を借りて。「誰も損しない大会だったんじゃないかなと思います」。


・あ、ニコ生文化について最後に。

・ニコ生のアーカイブって「タイムシフト」って言うんですよね。事前に予約された方か、プレミアム会員の方は3月1日まで視聴可能です。ほんといい番組だと思うので是非とも。


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