連鎖 2024年6月3日の日記

・5月末は配信ラッシュだった。

・ゲストで出た配信も含めれば、5/22の水曜から5/31の金曜まで毎日配信してた。10日連続。やり杉内俊哉。

・ビジネスでやってるなら全然10日連続でもおかしくないんでしょうけどね。さすがに道楽でやってるだけだと、ウエイトを占め過ぎている気もする。


・ただ、非常にありがたいことに「一緒に配信しましょう!」というお誘いを、ここ最近多くいただけている。10日のうち、コラボ配信が4つ(そのうち1つは主催)もあった。

・noteやラジオで何度も振り返ってるけど、過去じゃ考えられなかったなあ。コロナ前まで配信者の知り合いがBoxTVのメンバーくらいしかいなかったし、言い方は悪いけど「馴れ合いはしない」みたいなスタンスで10年前は配信やってたので。

・過去に、視聴者と仲良くしすぎたために痛い目を見たことが何度もあった。悲しいかな「配信外ではほとんど心を開かない方がいい」と自分の中で自覚している部分もある。

・今は、色んな人と配信でご一緒するのがめちゃくちゃ楽しい。配信終わった後でも、みんなで30分~2時間程度話していることも多々。初対面の方でもお話を聞いてるだけでも、参加してよかったなと思えることが多い。

・性格が丸くなったのか、配信者として伸びることに重心を置かなくなったのか、リアルの友人たちが結婚して中々遊べなくなったからか。多分どれも当てはまる。


・27~29の3日間は、連続でゲームコラボだった。あんまりnoteでゲーム配信の話をしてないから振り返ってみる。


・27日はマリオカート・配信者視聴者交流戦。配信者ゲストを呼びつつ、視聴者参加型でマリオカートを遊ぼう、という自分主催の企画。ほぼ毎月ペースで今回で第11回目。上半期でやるのは今回が最後かな。

・今回初登場だったのは、ゴンベルさんとディアレッドさんのご両人。

・視聴者としても参加してくださっていたゴンさんは著名人miiが累計60人くらいいるのに驚いた。ディアレッドさんはどんな企画でも「前に出すぎず喋らなさすぎず」の丁度良いバランスで配信に関与してくれるのが主催としてありがたい。

・この配信やってて思うのは、配信者Aのリスナーと配信者Bのリスナーが同じレースで戦える…というような「普段交わらない人間同士」をマッチングさせる場になってるのが大きい。

・あと、いけてんさんの声がガラガラだった。ちなみに放送終了後2時間くらいみんなで雑談した。終わりまでいけてんさんもいた。


・28日はサッカーゲームのFC24。以前BoxTVメンバー中心にやった雪山人狼のメンバーを中心に。

・サッカーの1チーム11人を、それぞれ1人ずつ操作する(プレイヤーが足りない分はCPUが担当)という、自分の小学生の頃には考えられないようなゲーム。

・というか、その頃にマンガか記事かで「1人が1キャラを操作するサッカーゲームがあったら」みたいな未来予想の何かを読んだ記憶がある。「絶対に身勝手に行動する奴がいる」というオチで終わったけど。今のゲーム用語でいう「トロール」に当たるのかな。

・それぞれが配信前にキャラを各自作成して持ちよる、ということもしたのでめちゃくちゃ面白かった。にぃとランドのキャラはただのマフィアだった。

・翌日の仕事中にも思い出し笑いをめちゃくちゃした。配信終了後、満足する配信は多々あれど、次の日に思い出し笑いを耐えられないものはそうそうない。ここ5年くらいのゲーム配信で一番笑ったと思う。

・元々のゲーム性が面白いのはもちろんのこと、「このメンバーでできた」というのが一番デカかったかな。みんな初心者でプレイしている、けど要所(FWとかGKとか)を操作慣れしてる人が務めたから、ワンサイドゲームにならずに全員で勝利を目指す楽しさを味わうことができた。

・あと、いけてんさんの声がスナックの酒焼けママになってた。ご愁傷様です。


・29日はVALORANT。いつもお世話になっている竿。さんに呼ばれて、初心者だけのバロコラボ「バブラント」配信。

・竿。さんとは、去年の秋ぐらいにマリオカート交流戦にお誘いしてから、企画もゲームもめちゃくちゃお世話になっている。毎度毎度この人のバラエティ適性高いな~~~と感じる事が多々。

・今回のメンバーは、4月にもあったVALORANTコラボのメンバーに、ゲーム実況者のぞのさんが加わってという陣容。「ボルゾイ企画メンバーと一緒にゲーム実況ができる」なんて、昔の自分に言っても多分信じてもらえない、と思う。

・VALORANTというゲーム、1人でやるとかなり心が折れることが多い(民度がバカクソ悪いプレイヤーがワンサカいるので)からこそ、5人1組のチームメンバーを固定したフルパでやるのが一番楽しい。

・それこそVALORANTについては、この企画に誘ってくれた竿。さんと、古くからの知人である橋本がめ。にはめちゃくちゃ感謝しております。この2人が配信外で気軽にゲーム誘ってくれて、その際にゲームでの動き方や用語などなどをレクチャーしてくれてる。

・多分ぼっちでやってたらapexとスプラに逃げてた。それくらい修羅のゲーム。まわりの実況者みんな、ようこんなゲームやるわ…と思ったこともある。

・昨日のFC24にも通じるところはあるけど、全員初心者ならプレイミスを犯しても責められないから心的負担がだいぶ軽くなる。そして、似通った実力の人間と遊べることが気を遣うこともなく本当に楽しい。

・今回のコラボだと、Vtuberの海月まよいさんにめちゃくちゃバッドマナーを教えてしまった。全体チャットで2人して全員に謝った。初心者だから許してクレメンス


・3日間、どの配信も最後まで楽しかった。参加できてよかったし、視聴者さんからもご参加・コメントやリアクションをいただき感謝でございます。

・ここからは、あまりnoteで書くことがなかったことをつらつらと。


・前々よりラジオで話してたけど、「ゲーム実況コラボの在り方」について最近よく考えることがある。

・自分自身、視聴者コメントを拾いながらゲームを進めていくタイプの実況者であると認識している。だから、コラボ配信をやると「コメントを拾う」ことにジレンマを感じる。

・コメントを拾い過ぎると、他の配信者さんの視点配信にも音声が乗る訳なので「コイツばっかり喋ってんじゃねーか」とヘイトを買いかねない。

・かといってコメントをスルーしていると、「コメント拾われないならコメントしなくていいかな」とか「今日は見なくていいや~」と視聴者に思われてしまう。

・正直なところ、ゲーム実況コラボの生配信に関して、コメントを拾えないなら「裏でやればええやん」と過去に思ってしまうことがあった。

・ただ最近、ラジオ視聴者さんからの「エンタメ・推しの1配信として見ているという人もいる」というメールをいただいたことで、そういう見方もあるのか、と少し腑に落ちた部分もある。


・ゲーム実況コラボ配信を主催することにおいて「演者全員にメリットがある」かつ「視聴者を通常時の配信と同様に満足させる」ことを考えるようになった。

・で、それを一番に満たせるのは「出演者の数をある程度絞る」「視点配信を取らずに視聴者を1か所にまとめる」ってのが理想なのかな?と。出演者の数に関して言うと、5名で実施したバブラントはコメント要所で拾えて、かつ他の共演者さんの喋りを阻害することもなかった…と認識している。

・3月にやった「ルドー」コラボはその2点を満たした環境だった。プレイヤーは自分含めて4名なので、みんなの喋りしろを確保できる。プラス、主催の自分だけが視点配信を取った。ルドーというゲームの特性上、1視点配信だけでも楽しめる。そうなると、視聴者が1か所に集まるのでコメントを全員で気兼ねなく拾うことができる。

・半面、1人のところに全リスナーが集まる分、番組の最中に他演者のSNSや配信プラットフォームの宣伝をするなど、プロモーション面のメリットを担保しないといけないけれども。難しい。

・そうなると「視点配信」のメリットが出てくる。みんなが取ることによって「あの場面、他の人の配信ではどうなってたんだろう?」となるので、配信者同士の視聴者流入も期待できる。

・マリカー交流戦はそれに加えて、前述した「他配信の人とも遊べる」というメリットがある。そういう感じで「視点配信を取らせる意味」を大きくさせるゲーム企画も、今後やっていければなあ、と。

・ただ、そう考えると「事前にタイムシフト予約をしないとアーカイブを見返せないニコニコ生放送」の不便さを感じる。コラボ相手の実況者の方々はyoutube・Twitchの方々がほとんど。予約なしでも放送を見返せるプレミアム会員どころか、ニコニコアカウントを持ってない人も現在は多いだろう。

・こうつらつら書いてても、ゲームコラボの立ち回りについて色々考えがめぐる。主催する時はニコ生でやって、視点を取る際はTwitchでやった方が健全なのか。でも、Boxメンバーとやる時みたくニコ生に近い人が共演者にいた時はニコニコでやるのが一番なのか。

・正解が無いことをず~っと追っている。


・配信終了後にみんなで雑談するのはやはり楽しい。その中で、ある方が言っていたこと。

・「周りが知らない人だらけのコラボ配信に参加すると、色んな縁が増えるから参加したい。でも、視聴者があまり見てくれなかったり興味を持ってもらえない…。そのバランスが難しい。」

・今、自分が色んな人に配信を誘ってもらえているのは、コロナ禍で生配信に時間を割くようになったこと。そして、人狼配信にお呼ばれされたのをきっかけに、配信者との縁がどんどん広がっていったこと。

・縁が広がっていくことで、自分の企画配信に配信者さんを呼べるようになった。もう「常連」と言ってもおかしくないであろう藤吉さん・らすこーさん・しめじ.さん・ヒグちゃん…。他にもたくさんいるけど、みんなコラボで知り合って仲良くなった。

・半面、「ゲーム実況者界隈との縁ができ始めた頃に」出演させていただいたコラボ配信へのリアクションを、視聴者からあまりいただいたことは無いなぁ…とも感じてしまった。自分が視点配信を取ってないものは特に。

・コラボ共演者や視聴者のことを糾弾する意図は一切無い(無論見る見ないの権利は1人1人それぞれにあるので)し、ROMで見てくれてた人もいると思う。ただ、「PD見たいから●●さんの配信を見に行くか」と思わせるような僕自身のヒキが無かっただけ。

・その方の発言を聞いて、ちょっと前の自分のジレンマのようなものを思い出した。

・今の名役者揃いの企画配信ゲスト勢、それの礎となっているのはお呼ばれしたコラボ配信。

・いつも見てくれる視聴者を満足させつつ、新しい繋がりを生み出すのは大変だ、とあらためて思う。どちらも大切にすべきことだから、そのバランス感覚が崩れてしまうことが恐ろしい。

・正解が無いことをず~っと追っている。


・大事なことなので2回言いました。


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