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バチェロレッテを見るたび号泣してしまう(ネタばれあり)

バチェロレッテ2がアマプラで公開中だけど、
今まで見てなかったバチェラー2と4、
バチェロレッテ1をみた。

どのシリーズも良かったけれど、
その中ではバチェロレッテ1がダントツでよかった。

何故一番良かったかの分析を自分なりにしてみた。

1:正面からぶつかる純粋さ

私は心がすれてしまっているので、
純粋さというものからはかけ離れてしまった。
「生きる術」と言えば聞こえはいいかもしれない。

だけど、傷つくことへの耐性が年々低くなり、
人と深くかかわらない、本当の自分は見せない、
表面的にいい人でいることで、
心の底から傷つくことを避けるように生きるようになった。

そうすれば、傷は浅くて済むし、
なにか嫌なことがあっても、
リカバリーに時間をかけずに気持ちを切り替えることができるようになった。

しかし、今回のバチェロレッテを見ていたら、
萌子さんもそうだし、
杉ちゃんも、
真正面からぶつかっていくこと、
体当たりして傷ついても立ち直るっていうことを見せてもらった。
大人になってこんな純粋な人たちはみたことがない。
もちろん、これは作られた番組であるから、見ていることすべてが真実ではないと思う。だけど、そうだったとしてもじーんと来た。

特に杉ちゃんのような人は今の時代いないと思う。
出会ったことがない。
杉ちゃんが人気なのは一生懸命だし、
だれからも応援される人間性にあると思う。
昔は自分もそうだったかもしれない。
でも、自分をすり減らしていった結果、お金や仕事のために
自分の本能に従うことをやめてしまった。
だから素直で正直な人は美しいと思う。

2.萌子さんの人間性


萌子さんは選ばれし人で、まったく周りにいないタイプ。
生まれた時から、きっとありのままの自分で受容されてきたのだと思う。
だから、自分が発言したいように発言しても
それを皆が受け入れてくれるし、
それに対して議論することになっても、
正直であることが誠実と疑わず
意思をはっきり伝えられるところが素晴らしかったし、羨ましかった。

選ばれし者でない人間でそれができる人は少ない。
自信がなければできないことだ。
自分が発言したいことだけ発言していたら、
人ははなれていく。

「嫌われる勇気」という本があるけれど、
あれを実践できる日本人はごくわずかではないかと思う。

多様性の時代において必要な人だし、
強い女性はかっこいいと思う。
わたしも割と強いタイプだけど、
正面から自分自身で戦っているというよりも、
鎧をかぶりまくって戦っているので、
実際自分が傷つくということはわりと少ない。

最終回で番組としてあり得ない展開になり、
スタジオトークで批判されたり、
きっとネットでもたくさんバッシングされたと思う。
それでも、自分の結婚相手は自分で決める!
これは私の人生なんだから!と言えるのは本当にかっこいい。

あと、のっきーがストールンローズをもって駆け出していったときも、
今日はローズ君といるつもりだった、誰が来ても
というところも、本当に意思の強さを感じた。
本当に遠慮なくというか、自分の本能や直感にしたがって生きているんだなと思った。

今の時代付き合う付き合わないなんて
大人になったら非常に軽いものだと思う。

離婚が簡単になった時代だから、
結婚だって簡単だと思う。

それでも未来の伴侶となる相手がいないから、
番組だったとしてもNOと言える強さに感動した。

3.男の友情

これは男女の問題かもしれないけれど、
男性は卑怯なことを嫌がる性質があり、
女性はしたたかであざとく、裏切っても自分がいくという傾向にある。

そういった意味でも、
バチェラーよりもバチェロレッテの方がみていて気持ちが良かった。

ちなみに、バチェラーも回を重ねるごとにぎすぎすした感じは少なくなっていったと思う。年齢的なものかなって個人的には思う。
ライバルの時代から、
皆でなにかをするという時代に移行したってことなのかなと。

まとめ

バチェロレッテで久しぶりに泣いたのは、
きっと自分もこういう風に生きたかったし、
そういう恋愛をしたかったけど、
もはやできなくなってしまったという悲しさや
真正面からぶつかれる憧れみたいなものを感じたからだと思う。

作られたものだけど、
大切なことを教えてもらうことができました。
まだ見ていない方はぜひ!


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