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同じ仕事は10年続かない


時折所長から聞くこの言葉
とてもハッとする

ピーアンドエルに勤めて17年になりますが
そう言われたらそうだな〜と
入社当時と比べて年々仕事内容が少しずつ変わってるな〜と

・・・
申し遅れましたスタッフのふじきです
文章書くの苦手なnote初心者です
これから記録として少しずつ書いていきます

入社当時から振り返ると長いので・笑
10年前から

10年前(2012年)は、マンションや住宅、
再開発ものにプロポーザル(この時はまだ少し)といろんな依頼がありました
全て手描きの作品とphotoshopで線と
水彩で描いたものを合成した作品があり
この時から徐々にデジタル移行していきました


そして当時は、いろんなタッチで描いていました

住宅パースはエアブラシで描いていました(懐かしい〜〜)
冬は寒いけど、窓を開けて換気しながら着色作業(これが苦行w)
エアブラシは何が大変かというとマスキングで
塗らない部分を専用のマスキングシートでマスクします
そして、エアブラシは一瞬で、そしてまたマスキング
この作業が延々続きます…
エアブラシで着色をする時間よりも
マスキングシートをデザインカッターでカットしている時間の方が長く、
でも私はこういったちまちました作業が好きで、
線の外側を目をこじ開けてカットしていました(しみじみ…)

2012年作品 全て手描き                      水彩&エアブラシ   


photoshopで線画+水彩水彩で描いたものを合成した作品             


マンション 外構デザイン線画



全てphotoshop仕上げのアクソメイラスト       


小学校のプロポーザル_広場のカット     photoshop仕上げ 色鉛筆のほんわかタッチ



この時から、徐々にプロポーザル依頼が多くなってきました

プロポーザルの仕事は、短期間で納品を求められ、
依頼中も最高のプランにするため随時プランが更新されます
デジタル移行したのは、この更新にはスムーズに対応できて良かったと思います

作品見返すと・・当初のデジタル修正は
自分のPC技術も未熟で違和感あるものもあったなぁ・汗


設計者の中では今までの水彩の手描きを希望している方も沢山いました
単に水彩タッチが好きというのもあっただろうと思うけど、
水彩技術の継承を思ってくださる方もいました

わたしにはその想いを汲めるほどの技術も余裕もなく、、泣
出来たものが全力でした
そんな想いも感じながら葛藤していたあの頃

10年前は、デジタル移行しながら
今までの参考などない状態に
日々奮闘しました


10年前 
ピーアンドエルは
パースタッチの過渡期でした




ピーアンドエル   ふじき



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