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#306 教員のお金「時間単価」

両学長の動画リスト「人生論」シリーズを見返しています。今日は時間単価を考えることについて書きます。

大学生の頃旅行が好きで日本中を旅行していました。学生という立場でそんなにバイトもしていなかった僕はお金に余裕がないので、お金をかけずに安価な旅行をしていました。よく使っていたのは18きっぷです。普通列車なら1日2400円で乗り放題です。都内から九州まで丸1日電車に乗り続けて移動したこともあります。お金はないけど時間ならあるという大学生の立場だったからできたことです。東京から福岡まで新幹線で向かえば5時間かかって22200円必要になります。金額だけ比較すると青春18きっぷと新幹線では10倍の差があります。それでも今の僕は18きっぷと新幹線での移動なら絶対に新幹線を使います。移動に丸一日取られることが惜しいと感じるからです。

僕の時間単価は2100円です。これは2年前くらいに計算したので、今はもう少し上がっていると思います。特急電車を使うと移動時間が30分短縮できると考えたときに特急券が500円だとすると、僕の30分は1050円なのでそれを500円で買えるなら550円の得になります。つまり特急券を買った方が良いということです。

今転居を検討しています。時間単価の考え方で通勤時間をどれくらいまでなら許せるか考えています。ただ家賃を抑えても時間を失って抑えた家賃以上の時間単価を失っていればそれは間違った選択です。いろいろな選択をする上で「時間単価」をもとに考えると間違った選択を防ぐことができます。

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