勉強に自己固定感は必要ない
自己肯定感をあげると、子どもの成績があがる。というのをよく見ます。
これ、言っちゃ悪いが、成績に「自己肯定感」なんて必要ありません。
というか、自己肯定感って、すごく難しい言葉なんです。
子どもって、理解が乏しいと、自己肯定感を間違った解釈でとらえます。
「100点取らなくても、あなたはあなたのままでいいよ。」って言ってる親もよく見かけますが、
どうして世の中にテストがあるのか?
という問いに答えられますか?
その主張のまま、中学生になって、内申点をどう説明するつもりでしょうか?
「あなたはあるがままでいいのですよ。」と言われて、
「はいそうですか!」って言って、勉強せず、
もちろん、一部の有能な子たちはそれで人生を見つけていくと思いますけれど、
それでOKだと思いますか?
どうして、内申点や、評価があるのか?
子どもに説明ができますか?
よく
「うちの子は95点で、『点数が悪い。』って泣くんです。自己肯定感が低くて・・・私の育て方が間違っていたんですね。」
と聞かれることもあります。
95点の最後の5点を取りたいというのは、
負けん気が強く、慎重な子の、素晴らしい特性です。
それを、「自己肯定感が低い」なんて言ったら、その子自身が本当に可哀そうです。
4月、西日本出版様から、私の本が出ます。
「勉強に自己肯定感は必要ない。」
そう、言い切ることにしました。
その真意を、すべて本に書いています。
どうぞ、お楽しみにしてください。
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