2019/09/01 ワイルドスピードX2

ワイスピ第2作目。原題は2 Fast 2 Furious。こっちのほうがToo Fast Too Furiousという意味にもなっているし、良かったのでは…

【ネタバレ含む】

ブライアンは前回ドミニクを逃してしまったので警官を辞めた状態からスタート。今回は序盤にストリートレースがあり、ブライアンはそこに呼ばれる。前回のようにひたすら真っ直ぐ走るのではなく、ドリフトありフライトありのレースでまた面白い。特に橋が開いて、そこに向かって加速していき川を渡るシーンが良い。

ストリートレース後に警察に捕まってしまうが、そこで元同僚からブライアンに潜入捜査の依頼が来る。ここで好きなシーンが、ブライアンに相棒としてつけられた男がモーターの名前とピザ屋の名前を間違えてしまい車の知識がないことを露呈させるシーンだ。このセンスが実に洋画らしい。このあとも要所々々で非常にいい台詞回しが聞ける。

ブライアンは元友人のローマンをパートナーとして誘う。当初はブライアンに逆恨みをしていたので殴り合いになるが、結局前科をなくす、発信器を外すという条件のもとパートナーになる。このローマンがまた良いのだ。はじめは殴り合うほど険悪だったのが、徐々に打ち解けていいバディとなっていく。また、彼の血気盛んな性格はこの作品において遺憾なく発揮されている。もちろん運転技術に関してはブライアンのバディになるほどなので抜群である。登場シーンで相手の車を破壊するシーンなど見どころが多い。

前作と同様、ストーリー自体は王道なぶん、レーシングシーンのかっこよさや音楽の良さといった要素が引き立っている。レーシングシーンは車が宙を飛んだり、レースの駆け引きがあったりと前作よりも盛り上がるものになっている。

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