見出し画像

俳句

NO.234

紅千鳥
蕾固し冬
待ちにけり

べにちどり
つぼみかたしふゆ
まちにけり

「紅千鳥」は梅の品種を指しています。まだ固い蕾の状態で冬を耐えており、その開花を心待ちにしている情景を描いています。

蕾の様子から春の訪れを予感させる一方で、今はまだ寒さに耐える静かな時期であることを表現しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?