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今さら“神vs神”を振り返る 19/09/08

今日は、昨年9月に行われたポルノグラフィティによる【20th Anniversary Special LIVE NIPPON ロマンスポルノ’19 〜神vs神〜】を思い出してみる。
初日の感想はブログに書いたので興味のある方はぜひ。
当時の様子を思い出すにはちょっと足りない文章でそれぞれの曲についての感想になっちゃったけど、、

https://nnhlcsk.hatenablog.com/entry/2020/05/09/140553

この日、私は一生忘れられない体験をした。

===

1. プッシュプレイ
やはり始まりはこの曲から。2人の信念が伝わってくる。
過去にはロッカーであることとアーティストとして売れることの両立に対していろいろ思うところがあったのではないかなと勝手に思っていて(“TVスター” “ダイアリー 00/08/26” “オレ、天使” あたりを聞いて想像しただけ)、それに対する答えというかこういうスタンスでやっていこうという意味のある1曲だと感じている。

2. Mugen
おおセトリが変わっている!ここでMugen、テンションが上がる。

3. THE DAY
このままセトリを変えていくのか?と思いきやここは同じ。
でもゴリゴリのギターと疾走感は何度聞いても格好いい。ライヴ向きだね。

4. メドレー
今日も本間さん来てくれたー!このメドレーは古参心くすぐられちゃうね。
マシンガントークに狼って改めてよい組み合わせ。
てかヴォイスの「星を数えるよりは容易く(ウォウォウォ) …」のメロディからのギターソロ、よすぎない?
ミュージック・アワーで始めてミュージック・アワーで締めるのも、プッシュプレイで始めてVS(あのロッカー まだ闘ってっかなぁ?)で締めるのと似てていいね。

5. アポロ
あのJ-pop全盛期にデビューシングルでオリコン5位(初登場は84位だったみたいだけど)取るってほんとすごい。しかも当時20代半ばって。それを歌い続けて今なお色褪せず盛り上がるってすごい。あ〜いい歌。

6. n.t.
前日の弾き語りver.を聴いて「この曲ギターのイントロもいいのよね」と思った全ファンの心を掴んだ選曲。これ本当歌詞がいいのよ。
「物腰は柔らかく 感情は出さずに …」の歌い出しからサビに向けて思いが強くなっていくところが最高。それにしてもアキヒトさんは本当に歌が上手い。というか上手くなった。
昔は「今日声出ないなぁ」「喉大丈夫かしら」と思う日もあったけど、ここ数年全くそれを感じない。歌い方はだいぶ変わったと本人も言っていたし、歩みを止めない姿勢たるや、、

7. Twilight,トワイライト
n.t.を聴いてちょっとズ〜ンとなっている心にフラットに響く歌い出し。
間奏のギターがいいよね。そこからの「地球(ここ)にあるすべては一つだと …」からワッと盛り上がって「壊して 殺した …」まで歌いきってTwilight, トワイライトの中に終わっていく緩急がよい。

8. Theme of "74ers"
弾き語りのコーナーが近づいてくる。完全に余談だがこの曲を出してくれたおかげでメンバーの出生年を覚えることができた。笑

9. 瞳の奥をのぞかせて (弾き語り) with NAOTO
一生忘れられない体験をしたのは、このときだった。
前日、水道橋のダイニングバーで古参ファンでもあり中高からの友人でもある5人で同窓会兼ファン集会を開催した際、翌日のゲストは誰か?という話になった。
本間さんが来たということは初期のサポメンが来る可能性も十分ある。
「NAOTOさん来ないかなぁ」「来ないんじゃない?」
このやりとりには「メチャクチャ来てほしい。NAOTOさん見たい。そして本間さんが来たならワンチャンありそう。でも最近の共演は全くないし期待して来なかったら残念すぎるので過度に期待しないようにしよう」という保険めいたものが込められていた気がする、というか私はそうして期待してしまう自分を牽制していた。
そして当日、小鳥のさえずりとともに登場したアキヒトさんは「かぁ〜らの …」と歌いだした。
「瞳の奥をのぞかせて」だ!アカペラで聴くのも色っぽさが際立っていいね、でもこれはあのイントロが合うな。
「… 美しい文字」そこまで歌い終わると、頭の中で鳴っていたイントロが本物の、NAOTOさんの奏でるストリングスの音となって会場に響いた。
NAOTOさんが舞台に現れる一瞬前に歓声が聞こえたので えっ? と思い、その直後に鳥肌が立って涙が出た。
舞台の上ではあのNAOTOさんがあの笑顔でバイオリンを弾いている。信じられない。
もうそのあとのことはよく覚えていない。突然耳に飛び込んできた旋律が強烈すぎて、美しすぎて、この先も忘れることはないだろう。

10. ウェンディの薄い文字
放心状態の私を軽やかなアコギの音色が現実に引き戻してくれた。
前日Hey Mamaだったからもしかしてと思ってたけど、やはり。
これを初めてCDで聴いたときの衝撃たるや笑
でもこの曲かわいいよね。情景がすごく眼に浮かぶ。

11. リンク(with NAOTO strings)
はあNAOTOさんは幻ではなかった。
イントロからAメロのギターが格好いいんだよね。
サビでちょっと雰囲気が変わって緩やかに壮大な感じになるのもいい。

12. サウダージ (with NAOTO strings)
わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ああ〜〜〜〜〜〜〜(語彙力喪失)
将来ボケたとしてもサウダージのイントロを聴いたら歌い出すと思う。笑
これをNAOTOさんと一緒にやってくれるという喜びよ。
流れるようなメロディと歌詞の切なさとで、これぞポルノグラフィティという曲。最後に転調するのもいい。ああ〜〜〜〜〜〜

13. ブレス (with NAOTO strings)
あまり聴いていない時期の曲で地蔵状態になってしまった。

14. 愛が呼ぶほうへ (with NAOTO strings)
本当にストリングスの映える選曲続きで、本当に来てよかった;;
前日も聴いているけど、また違った雰囲気でとてもよい。
この曲歌い出しがすごい低いのにサビは高くて、音域がすごい広いんだよね。
17年前か、、

15. Zombies are standing out
いやーっ聴きたかった〜〜〜〜〜!!!!!!
この曲はマジで格好よくて近年のポルノの楽曲の中ではかなり世間にも人気の曲だと思う。
ポルノから遠ざかっていた弟がたまたまお店で流れているこの曲を聴いて「アキヒトさんの声…!知らない歌だ…けどメチャクチャ格好いい…!」ってなって速攻でSiriに聴かせてDLしたという逸話がある。
目を閉じてリズムに乗って全身で浸かりたい重めの曲、最高。

16. サボテン
いやあ振れ幅よ。ついていけないよ。ついていくけども。
この曲も情景のよく浮かぶ曲。

17. ヒトリノ夜 (with NAOTO strings)
前日もそうだったけどこの後半のヒットソング乱打はなんなの????😭💗
めちゃめちゃ格好いい。リズムがいいのよ。
「100万人のために唄われたラブソングなんかに 僕はカンタンに想いを重ねたりはしない」って尖ってるよね〜〜〜いいわ〜〜〜
発売当時はなんか意味もわからず「性感帯」ってすごいエロい言葉だと思ってて(まあそうだけど)カラオケで歌いづらかった記憶笑

18. 瞬く星の下で (with NAOTO strings)
これも格好いい!サビが最初に来る曲っていいよね。
Aメロの落ち着きからサビでの盛り上がり、視界が開ける感じまでの持って生き方がとてもよい。聴いてて気持ちいい。
「人は真実か嘘かを …」のフレーズが好き。

19. ハネウマライダー
タオルを回すときがきた!この間のスペシャルYouTube配信で2006年のロマポル見てすごく懐かしかった。
てかライヴの終盤にこの勢いのある盛り上げソングを持ってきて1ミリも疲れを感じさせずに歌い切るってすごくない??デイズオブザセンチメンタルの詰め込み加減が好き。

20. アゲハ蝶
ポルノってすごく「自分を犠牲にしてでも他者を救う・守る」という精神を持っていると思う。”この胸を、愛を射よ” “2012Spark” “ライン” あたり聴いてるとそんな気がする。

21. VS
ついに2daysも最後になってしまった。
どんな場所で歌っていようと、ポルノの在り方は変わらないんだな。

===アンコール===

22. オー!リバル
盛り上がる。問答無用で盛り上がるよねこの曲は。
手拍子が気持ちいい。最初のサビからAメロの入りがいい。
最後の転調もいい。むせかえるような熱気と活気、ジプシーの踊りが浮かんでくる。

23. Century Lovers
いいね、まずイントロがいいもん。
関係ないけど「’1999’まで数えた計算好き」って、特に計算好きではないよね笑
聴いていた当時は小学生。
大学入ってからカラオケで教授が”Blowin’ in the wind”を歌っていて「あー!そうさ答えは風に舞ってるってー!ディラン!!」ってなった記憶。
1000年単位の節目を生きてるうちに迎えたってすごいよねえ。

24. ライラ (with 本間昭光&NAOTO strings)
何度聴いても慣れないライラ締め。楽しいんだけどね、、
でも深いこと考えずに音楽に身を任せて盛り上がるのにはいい。
あ〜るき〜〜〜つかれ〜たら〜〜〜〜♫
メンバー紹介もまた格好いいのよ。

===

というわけで、あっというまの2日間は幕を閉じた。
とっても贅沢な時間だったな〜。楽しかった!
2001年ごろから聴いていて、私も小学生から社会人になって。
それぞれのシングルにそれぞれの思い出があって。
長い間聴いているアーティストがいるっていいなと思えた。
これからも進化を続けるポルノグラフィティの2人を応援していこう。

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