闘病珍道中〜結核って私が?〜③

最後の検査である、気管支鏡検査とは。簡単に説明すると、内視鏡を気管支まで入れて、肺の中に水を噴霧して、その後水を回収してくる…その水は培養器にかけられ、結核菌の種類を同定するために用いられます。

これ、一泊2日の入院でやってきました。鎮静剤で半分寝ている状態で行いましたが、溺れたような感覚だったのを覚えています。検査後の合併症があるため、大事を取っての入院だったのですが…。

思ったより早く麻酔が切れて、絶食もしていたしお腹が空いたので、点滴を外してもらって売店へ。ハーゲンダッツとか色々買っては、モリモリ食べていました(苦笑)。

…これがいけなかったのか、夕食の時に突然の関節痛と悪寒が全身を襲いました。20%の確率でなると言われた合併症でした。その晩、数時間前とはうってかわって高熱にうなされました。一泊2日が1日増えるかも?と思われましたが、なんとか予定通り退院できました。

入院中、同じ階にある減圧病棟(結核患者が入院する病棟)を遠くから眺めていましたが、外見からして閉塞感バリバリの二重扉…つくづくそこに入院することにならなくて良かったです。

この検査で病原菌の種類がわかるのが約1ヶ月後。そこまで待つのも時間が勿体ないということで、結果を待たずに見切り発車で治療をスタートすることになりました。投薬治療については、また次回。

#闘病記
#結核

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