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73 パートの話

すっかり春。今年は花冷えというか、春らしい曇天が続きますね。

さて、パートの話。
そろそろ何があったのか話せそうな気がします。
時が満ちましたかね。

人生最高の職場が2月18日で閉店し、私はその後同じ敷地内の珈琲店に勤め先を変えたわけなんですが、
全くもってよくわからない展開が続きまして。

まず閉店だと言われていた店舗がやっぱり閉店しないと言い出す。
しかし私は次の勤務先を決めてしまったので、そちらに勤めだしたら、常にその場しのぎで業務を教わり、何が何だかわからない状態で、不安しかないぞ?と思ってたら、とんでもない理不尽さで叱られ、
ついに私、激怒。
あんまり頭に来て号泣。

責任者が責任逃れをした上で、1番責任を負えない新人4日目の私が客前でこっぴどく叱られるという意味不明さがK点超え。
私が大学生ならば不服ながらも呑み込んだと思うけど、私もう40なので。
責任者が責任負ってないこともわかってしまうので、ただただ激怒。そして裏に連れ出される私。

その日は友人と久しぶりに会う日で、すごく楽しみにしていたのに30分も拘束されて待ち合わせに遅刻。
友達にはたくさん話を聞いてもらいました。
そして友達が今働いているところでの話をしてくれました。

結局それを聞いて、今の職場を決めました。
カフェとか飲食店でばっかり働いていたので、それしか選択肢になかったのですが、意外とできんじゃないか?と思った勤務先が、
スーパーマーケットです。


私、スーパーのレジにはあまりいい印象がなくて。
別の友人がスーパーのレジ内のおばさまたちに虐められている話とか、近所のスーパーのレジのおばちゃんたちが常に怖い顔しているとか、そんなんばっかりだったので。
だから全く選択肢になってなかったんだけど、先述の友人が話をしてくれたお陰でグンとハードルが下がったのでした。

そんなこんなんで、アルバイト情報サイトで検索して見つけた現在の勤務先。
近所ではないのでその店舗には行ったことなかったのですが、応募を出す前に店舗行ったらびっくり。

黎明期の成城石井を思わせるラインナップなのよ。
ただまあ、成城ではないのでその土地らしさ(西ヶ原寄りの駒込)もあるんだけど。
成城石井が今のようにJRとつるむ前の成城本店が私大好きで、意味もなく店内でウロウロと商品を見て回りまくってました。バイト先がとても近かったので、時間を見つけては遊びに行って楽しんでました。

もちろん勤務先は成城石井ではないし、成城でもないので、少々ラインナップは違うんだけど。
とはいえ、自然食品店でいつも買ってるものが買えるラインナップなのよ。これは町のスーパーではすごいことよ。

そして事前にチェックしに行った時に見かけた店員さん同士のやり取り。責任感のある先輩が後輩にきちんと優しく指導していて感動!
しかもこの商品ラインナップ!普通のお惣菜だけでなく、マクロビ惣菜とかも常備!
薬品過敏症の私には最高のお店!


ここだ!と小躍りして帰宅してすぐに面接の申し込み、週明けにすぐ面接。面接中に採用決定してもらい、翌日から勤務。
とんとん拍子で、現在も楽しく勤務しています。

東大構内での勤務の時に、学生さんがみなさんお支払いの際に「ありがとうございました」といってくれることに感動していたのですが、今の職場では中年から老年のお客様がみなさんお支払い後に「ありがとう」とおっしゃるのです。
目下絶賛感動中で勤務しています。
なんと品がいい人たちだろう。
働いている人たちも距離感が素晴らしい奥様方で、適度にサバサバしていて。
私に至らぬ点があって指摘する時も、必ず褒めるところは褒めてくれるのです。
前が前だっただけに、この1ヶ月ずっと感動しながら働いてます。

この職場に私を間接的に導いてくれた、あの日話を聞いてくれた友人に本当に感謝感謝です。
私はいつも周りの人に導かれて、挫けそうな時にも前に進んでる気がする。
本当にみんなありがとうございます!

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