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88 身体との和解2-40の夏-

こんにちは。もう88回目ですか。
88といえば私がこの街に引っ越してきたのが8月8日でした。
末広がりで∞で縁起が良い。加えて、見えない世界で言えばそれはライオンズゲートという大変運気が強い時期という。
強烈な縁によってこの地に来てもう8年が経とうとしてます。あらま、ここでも8か。
なんだか今年は凄いことになりそうです。

しっかし毎日暑いですね。
気象庁は一度梅雨明けを宣言してしまったもんだから、戻り梅雨だってのに再度明けを宣言する様子もなく。
なんとなくぬるっと真夏へ突入しそうな予感。
ぬるっと、と表現するには地球上どえらい酷暑というか炎天下。もう炎下。
どうやら我々は大きなツケを払う時期なのかもしれませんね。
そりゃあそうさ、お金のために他の大事なもの全部無視してきたんだから。
もう黙って受けるしかないでしょう。
私たちはその歴史という土の上に立っているんだからしょうがない。
各々相応の自助努力、研究・工夫・反省をしながらやっていくしかないよ。


そんな暑い夏。
クーラーの恩恵を受ければ無敵になれる気はしますが、それこそ各々の努力・研究・工夫という点に於いてはそれでいいのか?と思ってしまう自分が居ます。
電気も空気も自分の体も傷つけないギリギリを狙いたい。

15歳くらいのとき自室にクーラーが設置され、以降暑さを我慢することがなくなりました。
キンキンに部屋を冷やして毛布をかぶって昼寝をするのが唯一の楽しみになるような高校生でした。
が、しかしある時悲劇が起きました。
20を過ぎた頃だったと思うけど、ある時、目眩・震え・冷や汗・腹部の奥深くからの激痛が私を襲いました。
恐ろしく冷えてしまったんだと思います。もしくは子宮のなんらかの病気だったのかもしれない。親が留守だったことをこれほどまで恨んだことはなかったというほどの時間でした。
20分以上に亘って叫び声をあげ続けるほどの苦痛でした。
(あと少しで救急車を呼ぶところだった)

ま、そんなことが若い頃にあったので、そこからクーラーに対して絶大な信頼を置くことはなくなり、以降クーラーは使わなくなりました。
昨今の熱帯夜なんて当然、みたいな夜は使いますが、それ以外はできる限りつけません。

それでも若い頃に汗をかくことを嫌がってしまったので、しかも水泳以外のスポーツをしてこなかったので、如何せん汗腺が脆弱。
とにかく今年は電気代の値上げと酷暑が肩を組んで仲良くやってきたので、これはしっかりと気合を入れねば、と毎日汗かきトレーニングをしてます。

私は朝に家事の8割を終わらすのですが、それに加えてストレッチと筋トレを汗ダッラダラかきながら遂行しています。


さて、正しい汗というのは、臭くなく塩辛くないそうです。
さらにベタベタせずにサラサラだとも。

まじですか?
それ、最高じゃないですか。
それ、何も怖くないじゃないですか、周囲の目。
正しい自然現象じゃないですか。
それ、目指したい!

と、俄然やる気。
毎日アホみたいにかく汗を少々舐めてみる。嗅いでみる。
確かに考えてみれば汗は体液の一種なはずだから、本当は体の中の匂いがするはずだよね。
嗅ぐ。
日によって少々違うけど、酸化して部活後みたいな匂いはしない。
だけど少々ボンドのような匂いがする気がする。ボンドの主成分て酸性?アルカリ性?私の体内今どっちが優勢?これは臭いの範疇?わからない。


酸化した汗の問題は10代ならともかく、いい大人であれば、多分食べているものが直接的に出る気がする。
ジャンク品を多く食べているとジャンク品の匂いがする。
それは夫で検証済みである。付き合った当初から比べて彼の汗は恐ろしく質が良くなっている。くさ!と思うことは今ではもう皆無だ。
彼が腐れ中年になる恐れはもうなくなった。ほ。

あとは塩辛さの問題。
電解質?ミネラル?なんだったか忘れたけど、汗腺が弱まっていると排出しなくていい塩分まで出してしまうとか。
しかし、汗腺が正常であれば塩分は無駄に出さないようになるのだとか。優秀!天才!身体って本当に合理的!!!!神様さいこーーーー!

で、私の塩辛さ。
2週間前は、あれ?私は梅干しかな?というくらいには塩っぱかった。
今日は、パスタを茹でるお湯以下の塩分濃度!ノー塩分とまではいかなかったけど、もうこれは味ではなく風味の領分にまで来ている。

味がする→風味が感じられる→ほのかに感じる→勘違い→ただの液体
こんなチャートがあるとすれば、“勘違い”の域まであと数週間くらいだろう。

そしてここまで汗腺が強くなってくると、クーラーに当たりすぎるとちゃんと寒いと感じられる(これ凄い嬉しかった)

今も扇風機も付けずに平然としてられます。
今日も水を3リットルくらい飲んで身体の水分を総入れ替えしてやりますよ。
水中毒(本当にそういう症状あるらしい)にならないように気を付けながら、今日も汗だるまでがんばんぞー!
(熱中症で担ぎ込まれたら笑ってください)


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