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塔短歌会掲載歌 2024.5

若葉集にて5首の掲載でした。ありがとうございました。
5月号は、特集・豊穣祭で10年目、20年目、30年目、50年目、70年目の歌人が紹介されている。70年、すごい。
まずは1年詠めたので10年の時に載せてもらえるように長く続けていきたいと改めて思いました。

眠りからようやく覚めてきたように路地裏の午後かがやきだして

冬色に染まるポストの色褪せた影は伸びゆく意外なほどに

夜からは積もる予報になっていて窓の向こうの向こうの白さ

檸檬堂ふたつならんで真夜中のつづきを留めている氷点下

目を閉じて暗い世界を遮断する夜には夜のほのかなルクス

塔 2024.5 若葉集

今回は半分だけの掲載だった。自信があったものが掲載にならなかった。こういうときが見つめ直す機会なんだろう。

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