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<東龍洲 Tung Lung Chau>海に山に海鮮に!目白押しの島めぐり|香港の離島や山々をめぐる会⑦

香港離島の醍醐味は「海鮮」の食事。今回もたんまりと食べてきました、場所は鯉魚門(れいゆーむん)です。古くから海鮮の名所として日本人にも親しまれてきました。もちろん、食べる前には運動を!ということで東龍洲(とうりゅうしゅう)でハイキングです。

▶東龍洲の位置

まずは、東龍洲(Tung Lung Chau)の概要です。面積が2.42平方キロメートル。1200年代に税関が置かれていたらしいです。この時、中国は南宋か後半ですと元でしょうか。18世紀には海賊を取り締まる為に軍隊が駐屯しており、砲台も整備されました(後述)。

現在は、ごく少数ですが住民もいて無人島ではございません。週末になるとハイキングやキャンプ、ロッククライミング、釣りなどで賑わう観光地となっています。

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アクセス方法は鯉魚門近くの三家村埠頭と香港島サイドの西湾河埠頭の2か所から可能です。毎日運行ではないので注意が必要です。

三家村⇔東龍洲は所要約30分
土・日曜・祝日運行のみ

三家村発/8:20、9:25、10:40、11:50、13:20、14:35、15:45、16:55
東龍洲発/8:50、10:00、11:10、14:00、15:10、16:20、17:40
料金は、往復でHKD45(630円)

西湾河⇔東龍洲は所要約30分
土・日曜・祝日運行のみ

西湾河発/9:00、9:45、10:30、11:15、12:00、12:45、15:15、16:40
東龍洲発/9:45、10:30、11:15、12:00、14:30、16:00、16:45、17:30
料金は、往復でHKD55(770円)

今回は三家村埠頭からアクセスしました。MTRの油塘駅から徒歩10分で行くことができます。バスだと尖沙咀から14Xに乗車すれば、直接鯉魚門まで直接行くことが出来ます。

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三家村埠頭の様子。東龍洲以外にも、対岸の香港島の西湾河へのフェリーも運行されています。

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チケット売り場です。基本的に往復販売になりますので、購入時に復路の時間指定も必要です。チケットはレシート仕様ですね。

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今回乗船の船の外観と船内の様子

出港して30分程度で島に到着です。香港の島らしく、平地が全然なさそうな見た目です…。

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▶東龍洲ハイキング開始

さて、桟橋に到着したら、ハイキングを開始したいと思います。その前に地図をチェック。

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ハイキング道は基本的に舗装されておりますので、非常に歩きやすいです。

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軍隊の砲台跡や灯台をさっと見て、さて頂上へ挑戦です⚡
グーグルマップ上をみると、この砲台跡横のキャンプ場から未舗装の登山道が確認できます。

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この景色SNSで見たことがある方も多いのではないでしょうか?ジブリ映画の思い出のマーニーをちょっと思い出しながら、感傷に浸っていました。

さて、頂上へ行きましょう。上から香港島側、九龍半島側、南側の景色です。中段の九龍半島側の中央には、クリアウォーターベイのゴルフ場も確認できます。

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頂上到達!

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そしてお決まりのドローン飛行です🎥今回は復路の船の時間もあり、急いで飛行させました。

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ふっと横に目を向けたら、サスペンスドラマに出てきそうな断崖絶壁でした。思わず足がすくんでしまいます…👣

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▶昼食タイム

さあ準備運動はばっちりですので、ご飯の時間としましょう。昼過ぎのフェリーで三家村埠頭まで戻り、埠頭の対面にある鯉魚門にて本日の昼食。

この鯉魚門は20年前までは、香港くれば必ず食事をする定番中の定番であったとかなんとか。近年は観光地化が進み、料金の高騰が原因で日本人のお客様をご案内することがめっきりなくなりました。細い路地にお店が並んでいて、見ていて楽しいですが、なんといっても初心者がレストランでも入ろうものなら、レストランと同経営?の向かいの魚屋さんに直行、時価のとんでもない高い海産物を買わされてしまうというパターンが多いです。

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もちろんそのように不親切なお店ばかりではありません。今回は心にやさしいお店に行ってきました。「海徳海鮮酒家/ Hyde Park Garden Restaurant 」です。

ここの良い点は、
・2名様からのセットメニュー対応が可能
・コストパフォーマンスが抜群に良い
・店員さんの接客が良い(海鮮料理では重要な皿のこまめな交換をしてくれる)
・店内が清潔
・個室がたくさんある

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さて、料理のご紹介です。

■海鮮スープ
魚だしのあっさり系白湯スープです。

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■定番の蒸し海老
手が汚れるのが難点だと、誰かが言ってました…

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■おっきいシャコと揚げニンニク
しっぽの部分が一番おいしいんですよね!

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■定番のホタテのガーリックと春雨のせ
何とも素朴な感じがまたおいしいんです。

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■アワビ
香港では区別がないので、よく出てくるトコブシではありませんよ。

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■ロブスターのチーズ風味
お一人様1半身。

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■カニ炒め
この蟹が美味しかったです!一度、揚げてうまみを閉じ込めてから、更に炒めているような食感でした。揚げてからというのが、中華料理ぽいですね。家ではなかなか難しい一品です。

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■ハタの煮つけ
広東料理では高級魚の代名詞であるハタですね。これはハタでも老虎班という種類です。このソースを白米にかけると美味しい!

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■野菜
「菜心」と書いて「チョイサム」といいます。香港ではよく食べられるガイランよりも、ちょっと小ぶりで歯ごたえも弱いです。

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■揚州炒飯
エビなどの海鮮が入った揚州炒飯。これも定番ですね。

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■麺
これはイーフーヌードルといいます。乾麺を戻して調理する麺で、香港では一般的です。具がマッシュルームしか入ってないのはコスト抑える為ではありませんよ。この麺にはあまり具を入れません。

このヌードルは4名様以上手配した場合にのみ提供となります。

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ボリューミーどころか、おなかいっぱいで今すぐ寝てしまいそうな量です。レストランにたどり着くまでに消費したカロリーは、余裕で越えていると思われます…が、気の持ちようなので、気にしません。

▶お土産タイム

そして、最後はお土産購入タイム。鯉魚門といえば、クルミでしょう!このお店は今回行ったレストランの真向かいにあり、ここが本店ですが、香港内で店舗展開している有名店です。

このくるみ、甘さ控えめでおいしんです。リスになった気分でたくさん食べちゃいます。一袋HKD50(700円)しますので、ちょっと割高かなと思いましたが…。

よくシャングリラホテル内のレストラン、シャンパレスなどの高級レストランの先付として出されますので意外にリーズナブルなのかもしれません。

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今回も島で満喫しつつも、昼食を優先してしまったために滞在時間は約3時間30分でした。これほどの時間で行けるのであれば、旅行の時のスケジュールに入れてもいいですね!

今回でいったん香港離島巡り(団体)は終了です。実は、行動制限がありまして2人以上での外出が出来ません。心配ご無用!2人で行けるところまで行ってきます!

今までの香港離島や、山のハイキング活動はYouTubeに載せています。ぜひ見てみてください!

それでは、また来週🐼👐

- Fin -


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