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miletさんの声を聞いていると、めまいを忘れることができる。アンチヒーローの主題歌をずっと聞いている。「hanataba」の歌声とメロディーと歌詞は、処方された薬の何倍も効き目がある。

家族がテレビを見ている部屋を通り過ぎるときに目にしたアンチヒーローの場面が何とも印象深くて、惹きつけられた。刑務所の面会室で、緒方直人さんと長谷川博己さんが会話されているシーン、思い悩んでいそうな女の子の元を訪れる長谷川さんが話すときの張り詰めた空気感、犬が写っている写真からも過去に何かが起きたことが想像できて、ドラマの名前からして、長谷川さんは苦しみを言葉に出せない人達を手段を選ばす救い出すという役なのかな。テレビを長時間見れないのが残念だ。

言っても分かり合えないと一日の大半を必要最低限の会話で済ませて、可能な限り人との接触を避けていたら、気づいたらメニエール病になっていた。めまいが酷くて出勤できず、仕事を丸ごと押し付けて、日頃の恨み辛みををはらすつもりは全くなかったけど、結局はそうなってしまった。

言葉に出せない苦しみを抱えてる人に目を向けてくれる素敵な人は、少なくとも職場にはいない。長谷川さんのような人がいたら、毎日よろこんで会社に行くし、病むこともないと思う。

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