編み物、その後。

編み物、まだ続いております。

我流ではテクニカルに限界を感じた(まっすぐとか適当平編みはそこそこできるけど、目数や幅をキープするとか、丸く編むとか)ので、BOOKOFFでレース編みの本を探し、チャレンジすること三日目。

まずタイトルの「初心者にも簡単!」的なのに騙された。お手頃お値段にも騙された気がする。

編めそうな雰囲気を醸し出す小さなモチーフ(小さなパーツ的な感じ)。簡単に思える平易な説明。
店頭ではこのくらいでいいんじゃない? と買って帰ったけど!

だーけーど!
編み始めが「わ」(=丸く編み始める)の難易度の高さと言ったら!
本に載っている写真と実際にやってみたのと、どうやっても同じにならない(笑)。てか「わ」に編み始めるのが最初ってどうなの。モチーフだからか? これが衣類とかだったら鎖編みからだったのか?
YouTube動画(わかりやすいぶっとい毛糸の動画だった)と手芸サイトの説明でなんちゃってだったところを、本で補って、編んではほぐし、編んではほぐしを繰り返すうち、とにかく確実に編み始められるようにはなった。

しかーし! 下手なので、「ゆったり」「柔らかく」且つ「均等に(ここが最難関)」編むのができない。

まず目が揃わない。鎖編みの時点で目がばらついてるのに、モチーフの編み始めの「わ」の長編み(2段になるやつ。まずこの坂が越えられない)を8目とか、で二段目で間を鎖編みでつないでそのまま8目とか無理ゲーなのである。
さらには丸から四角へ、とか三角へとかもう意味が分からない(苦笑)。
編み図のように均等な編み目が実現できないと3段目に進めないのだ。

そして数え目しながら編んでいく困難さ。編み図通りに編むにはここは越えなければいけない坂。糸が細い(といってもレース糸の中の一番太いやつ)ので、一目が小さいから、うっかり数えはぐると数えなおすのも一苦労。

幸いレース糸は引っ張ってもさほど伸びない(綿100%。いわゆる凧糸と一緒。なので柔らかい毛糸とは訳が違う)ので、力任せに糸をみっしり引っ張ってぎっちり目が詰まったのは意外と簡単。しかし、作りたいのはレース編み。ふんわり感? 透け感? を出すのにはあたしのテクはガチ不向き。
レース編みの拾い目は基本1本(我流の時は毛糸と一緒で2本どりしてたから、引っ張ってもさほど伸びないし、巾着的な小物なら丈夫さも必要(完全に言い訳)だし、多少目数がおかしくても使うのは自分だし、作ってしまえばこっちのもの。なのでぎっちりで編み進むから達成感だけは十分味わえた)だが、引っ張りすぎると伸びたり引き攣れたり、平面にならずに波打ったりと目数通りに進まない。

「わ」の作り目ができるようになったからと言ってモチーフは作れないんである。

今はとりあえず細編みの「わ」の作り目8目の1段目→長編み2目ずつで倍の16目の2段目→長編み+鎖編み(隙間)で同じ目数(でも次の拾い目は倍になる)の3段目→長編み2目ずつでさらに倍の64目の4段目にチャレンジ中。
いきなりモチーフは無理なので、基本を何とかこなしてみるのだ。
3段目辺りから怪しくなる(目が揃っていないからうねる)ので何度かチャレンジ中。
これができたら長編みの「わ」の作り目8目へと段階を踏んでトライする。
編んではほぐし、を繰り返しすぎて糸がよれてきたので、切り落とす(もったいないけど)のであった。

今日、もう一度BOOKOFFで探すよ。もう少し簡単な奴!!!

投げ銭… なんて素敵な言葉w して頂けたら卒倒します、いやマジで。