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朝日杯FS_分析予想


2022年朝日杯FSのラップ予測

まずは阪神芝1600mの特徴から。
最初のコーナーまでの距離は444mと長く、外回り682mの3~4コーナーを越えた後、474mある最後の直線での追い比べとなる。

次に朝日杯FSについて👇

直近の3年で見ると2020年グレナディアガーズ、2019年サリオスがどちらも先行抜け出しから押し切って1着なのであまり瞬発力が問われないレースに見えますが
2, 3着馬は上がり3F上位の馬が中団より後ろから差してきているのでやはり瞬発力が必須になってきます。

ちなみにグレナディアガーズ・サリオス共に朝日杯を走る前に
瞬発力ラップになったレースと、道中のペースがあまり緩まないレースで好走した経験がありました👇


そして2015~2018年の4年間のラップがこちら👇

やはり基本的には最初の2Fはポジション争いのためペースが速くなりやすく、道中はペースが落ち着き、後半にかけて上がりを要する瞬発力勝負になることがわかります。
しかし今年も逃げて勝ってきた馬が多いので、道中のペースが速くなっても問題なく追走できる基礎スピードがあるかという点には注目したいですね。

これらを踏まえて想定ラップを作成しました👇
これまでのキャリアや過去のデータから、好走できそうな馬を探します。


参考過去データ

前走着順が2着以下
0-3-2-71
キョウエイブリッサ
グラニット
スズカダブル
ダノンタッチダウン
ティニア
フロムダスク
ミシェラドラータ
ロードラディウス

前走が重賞以外で2着以下
0-0-0-14
キョウエイブリッサ
スズカダブル
ティニア
ロードラディウス

前走までのキャリア5戦以上
1-0-0-25
ウメムスビ
ミシェラドラータ

前走コースが東京・阪神・京都以外
0-0-1-18
ウメムスビ
ドンデンガエシ

前走で0.6秒以上の負け
0-0-0-24
スズカダブル
ミシェラドラータ

前走1勝クラスの12頭立て以下
0-0-0-18
ドンデンガエシ
ティニア
コーパスクリスティ
バグラダス
キョウエイブリッサ

前走の場体重が450キロ以下
0-0-0-23
オオバンブルマイ
ウメムスビ
エンファサイズ
グラニット

前走4角1番手
0-0-1-14
オールパルフェ
フロムダスク
ドンデンガエシ
グラニット
スズカダブル

全てクリアした馬
ドルチェモア
レイベリング

該当が1項目のみだった馬
エンファサイズ
オオバンブルマイ
オールパルフェ
コーパスクリスティ
ダノンタッチダウン
バグラダス

各馬の評価

1枠1番 キョウエイブリッサ 評価C

マイナスデータに複数該当しているので買いません。買えません。

1枠2番 ドルチェモア 評価S

新馬戦はドスローの展開を逃げて上がり3位の末脚で1着。
前走は前が止まらない開幕週の馬場でハイペースで逃げたグラニットを離れた2番手追走から上がり33.4秒の末脚で差し切り1着と強い内容。
まだ馬群の中で揉まれた経験は無い点だけが気にはなるが、質の異なるレースでどちらも強い勝ち方をしていますし、ラップ的にもメンバートップクラスの適性なのでS評価。

2枠3番 オールパルフェ 評価B

未勝利戦も前走のデイリー杯2歳Sも逃げて1着。
ラップ的には前走くらい走れれば馬券内のポテンシャルはあるし、場体重も大きく増やして持ちタイムを縮めていることも好印象。
しかしその前走は明らかに逃げ残りの馬場だったことと、やはり逃げたい馬が揃う今回は展開的に買いにくいのでB評価まで。

2枠4番 ドンデンガエシ 評価C

前走のラップは悪くないですが、アスター賞のレベル自体高くなかったですしマイナスデータに複数該当しているので買いません。買えません。

3枠5番 バグラダス 評価A

穴で面白いと思う1頭です。
前々走の新潟2歳Sはドスローからの瞬発力ラップを逃げて4着に粘りこみ、前走は1勝クラスではありますが京王杯2歳Sに出ていたら勝ち負けしていたようなラップを道中4番手から33秒台の上がりで1着。
基礎スピードは申し分ないですしある程度の瞬発力もこなせるので馬券内に期待してA評価。

3枠6番 ミシェラドラータ 評価C

マイナスデータに複数該当しているので買いません。買えません。

4枠7番 オオバンブルマイ 評価C

過去2戦どちらも基礎スピードが高く先行して勝ち切っていることは評価できる内容。
しかしどちらも速い上がりを使えていないことは物足りなく、場体重も前走時点で422キロとマイナスデータから大幅な差があることは減点材料。
似たようなラップではバグラダス・ティニアの方が内容的にもオッズ的にも魅力があるのでC評価。

4枠8番 グラニット 評価B

未勝利クラスはドスローから瞬発力ラップのレースを逃げて1着、前走のサウジアラビアRCはハイペースで逃げて2着と異なるタイプの走りで好走していることは評価できます。
しかし前走は開幕週の前残り馬場でしたし、過去4戦中逃げた2戦で好走、逃げれなかった2戦では凡走していることから好走するには自分のリズムで逃げる必要があり、逃げたい馬が多い今回は積極的には買えません。
さらにマイナスデータに複数該当しているのでB評価まで。

5枠9番 ニシノベストワン 評価C

3戦目で未勝利クラスを勝ち上がった程度ではここでの好走は厳しいです。
ラップ的にも評価できません。

5枠10番 ウメムスビ 評価C

まさに短距離馬のラップですね。
マイナスデータに複数該当しているので買いません。買えません。

6枠11番 ティニア 評価A

過去2戦とも1400m戦らしく基礎スピードが必要なレースをどちらも上がり1位の末脚で好走しているので評価できます。
そしてバグラダスの所でも述べたように、京王杯2歳Sと遜色のないラップを上がり最速の末脚で2着したティニアも3連系を買うのであれば抑えておくべき1頭。
マイナスデータに複数該当してはいますが、オオバンブルマイより強いと考える馬が想定9番人気であればオッズ妙味も含めてA評価。

6枠12番 ダノンタッチダウン 評価S→A

新馬戦ではスローからのロングスパート戦を上がり最速で1着、前走はある程度締まった流れで前残り馬場のなか1頭だけ最後方から上がり最速で2着とどちらも強い内容。
前走のように最後の直線で外に持ち出せれば問題なく勝ち負けできるだけの適性があるのでS評価。

7枠13番 スズカダブル 評価C

新馬戦のラップはなかなか優秀で、負けた相手も札幌2歳Sで3着のダイヤモンドハンズなので評価はできますがマイナスデータに複数該当しているので買いません。買えません。

7枠14番 レイベリング 評価A

前走は新馬戦らしくスローにはなりましたが、後方から33.1秒の末脚で3馬身半差の1着。
2着は逃げた馬が粘ったことからも着差のつけにくい展開だった中で強い競馬でしたし、17頭立てと多頭数の経験をしたこともプラスに働きそう。
先週まで阪神競馬場は内枠有利だったので、7枠14番に入った今回は土日の馬場傾向に注目しておきたい。
マイナスデータにも1つも該当していないのでA評価。

8枠15番 フロムダスク 評価C

オオバンブルマイの評価でも書いたように
似たようなラップではバグラダス・ティニアの方が内容的に評価できますし、逃げ馬が揃う今回は展開的にも厳しいのでC評価。

8枠16番 コーパスクリスティ 評価B

過去2戦どちらも1400m戦ではありますが、異なる質のレースを着差をつけて勝っていることは高評価。
2歳重賞と相性の良い中内田厩舎ですし、鞍上からも勝負気配を感じて期待していたのですが8枠16番は今の阪神では割引が必要でB評価。
マイナスデータには1つしか該当していないですし、当日の馬場状態に注目します。

8枠17番 エンファサイズ 評価B

見て分かる通り、ラップ適性が最上位ですしマイナスデータにも1つしか該当していないので非常に楽しみにしていた1頭。
しかしコーパスクリスティと同じく今の阪神で大外の8枠はさすがに減点が必要。
当日の馬場状態次第では評価を上げたいが現状はB評価まで。

評価まとめ

🐼の各馬印(12/18 12:00更新)

◎ ドルチェモア
○ バグラダス
▲ ティニア
△ レイベリング
☆ ダノンタッチダウン

🐼の買い目(12/18 12:00更新)

三連複
2 - 5.11 - 1.3.5.7.8.9.11.12.13.14.15.16.17
計23点(オッズを見ながら資金配分)


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