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優駿牝馬(オークス)・データ/ラップ分析

優駿牝馬(オークス)_予想

過去のラップと想定ラップ


まずは東京2400mのコースを👇
正面スタンド前直線からスタート。
スタート後、平坦のホームストレッチを走りそこからコースを一周する。
最初の1コーナーまでの距離は約350mで、1コーナーから2コーナーにかけてはほぼ平坦。
約450mある長いバックストレッチを通り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。
3~4コーナーにかけては下り坂。
最後の直線に入ると途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。
直線距離は約525m。


オークスの過去10年のレースラップ👇


想定ラップ👇



参考データ(過去10年)


勝ち時計、上がりタイム・・・


3着内馬の勝ち時計、上がりタイム・・・


枠別、馬番別では・・・


人気別では・・・


所属・性別では・・・


脚質別では・・・


上がり3Fの順位別では・・・


キャリア別では・・・


前走クラス、前走レース別では・・・



ポイント① 前走4角位置


脚質別のデータで逃げ馬が全滅(10頭中8頭が2桁着順)しているように、オークスでは圧倒的に差し有利。


前走で4角を2番手以内で通過した馬の成績は0-0-0-24で
複勝率0%

該当馬
【前走4角2番手以内】

キミノナハマリア
コナコースト
ゴールデンハインド



ポイント② 前走クラス


前走1勝クラス以下の馬の成績は0-0-1-15で
複勝率6.3%

さらに前走G3以下で2着以下だった馬の成績は0-0-0-14で
複勝率0%

該当馬
【前走1勝クラス以下】

ミッキーゴージャス

【前走G3以下で2着以下】
ヒップホップソウル



ポイント③ 馬体重


「当日の」馬体重で460~479キロの馬は勝率・連対率ともに圧倒的。
さらに440~479キロの馬の成績は8-9-4-81で
過去10年で連対した20頭中17頭がこのゾーンから出ている。

前走の体重をもとに、今年のメンバーで当日「440~479キロ」に該当する可能性が高い馬は
コナコースト
ソーダズリング
ドゥーラ
ドゥアイズ
ハーパー
ラヴェル
リバティアイランド



各馬の好走ラップ ※()内は着差


桜花賞時の評価では、管理する中内田厩舎のG1勝利数5勝のうち4勝は2歳限定G1という「中内田厩舎の馬の早熟な傾向」を不安要素に挙げたが、関係なく勝ち切った。
その前走では顕著なまでに内有利&前有利な馬場だったなか、1頭だけ最後方から大外を回って差し切る異次元の強さを披露。
瞬発力ラップもタフなラップもこなせる上に、昨年のオークスを制したスターズオンアースと同じドゥラメンテ産駒で血統的にも距離は問題なさそう。
現時点で世代の中では能力が1.2枚どころか2.3枚抜けている。



NHKマイルCでモリアーナ・ウンブライルを本命対抗にしたように、今年のクイーンCはレベルが高い。
ハーパー(クイーンC1着→桜花賞4着)
ドゥアイズ(クイーンC2着→桜花賞5着)
モリアーナ(クイーンC3着→NZT4着→NHKマイルC6着)
イングランドアイズ(クイーンC4着→フローラS4着)
グランベルナデット(クイーンC5着→忘れな草賞1着)
ウンブライル(クイーンC6着→NZT2着→NHKマイルC2着)
と好走馬が次走以降も結果を出している。

桜花賞の内容から2着コナコースト、3着ペリファーニアとの差は無いに等しく、であれば東京芝2400mとなる今回はルメールが騎乗する分ハーパーの評価を上に取りたい。
しかし前々走では初輸送の影響なのか馬体重-12キロ、前走もさらに減らして-4キロは気になる。
追切り内容と当日の馬体重には注目。



チューリップ賞もエルフィンSもスローからの瞬発力勝負になり、逃げた馬に有利な展開だった中で堅実な末脚を使って2着、
前走の桜花賞では前半が速い流れになったレースを道中2番手から粘り通しての2着と脚質の自在性を見せた。
しかしその前走は鞍上の好判断による結果で、顕著に内前有利な馬場だったため素直に評価はできない。

ハーパーと同じく馬体重を減らし続けており、デビュー時から-18キロ。
オークスは馬体重の軽い馬の好走率が高いという点では良く思えるが、これがコナコーストにとって適性な数値なのかどうか。
こちらも追切り内容と当日の馬体重には注目。



これまですべて瞬発力ラップになったレースを速い上がりで好走し、距離も1800m以上のレースしか使われていないので、未知なる魅力馬として想定段階ではあるが上位人気に。
武豊が重賞勝ち馬のライトクオンタムよりこちらを選んだことからも期待が窺える。

過去10年、前走フローラSで馬券になったのは
ユーバーレーベン
ウインマリリン
モズカッチャン
チェッキーノ
ビッシュ
エバーブロッサム
デニムアンドルビー
この7頭中6頭は美浦所属馬で、7頭全てが上がりタイム3位以内。
今年これを満たすのはドゥムーラン(今年出走しない)のみ。

前走は前残り馬場の恩恵も受けての2着という内容で、人気が先行している印象。



チューリップ賞、桜花賞ともにコナコーストとほぼ同じレース内容で2頭の力関係は互角。
馬体や血統面から考えると2000m以下の方が合いそうでコナコーストを上に取りたいが、買うのであれば2頭とも抑える方が無難。



過去2戦が小倉、中山で道悪競馬しか経験してないのではっきり言って適性は未知数。
前走内容から、急坂のある中山の道悪コースを加速ラップで走れるのは一定の能力があるといえるが、戦ってきたメンバーで特に強そうな馬もいないのでレベル的に評価できず、前走クラス別のマイナスデータにも該当。
◆前走1勝クラス以下0-0-1-15



まずは前走時に書いた短評を👇

札幌2歳Sでは低速の持続ラップを捲って2着、阪神JFではハイペースのタフなラップを不利な外枠から上がり2位の末脚で3着、クイーンCはある程度速い流れを3番手から粘って3着。
その中で前走は明らかな前哨戦仕上げだったと思っているので今回は上積みにも期待でき、リバティアイランドが2歳時点からあまり成長していなければ逆転の目は十分。

個人的にオークスでがっつり狙いたい馬ではあるが、オッズ妙味を考慮して桜花賞でも。

上記の通り、もともとオークスで狙いたいと思っていたので最終追い切り次第で重い印を打つ。
2歳時から鞍上の吉田隼が「オークス向き」と発言していたように、桜花賞への賞金が足りている身でありながら前哨戦にクイーンCを選んだのは明らかにオークスを見据えて東京コースを経験させておきたい意図の表れ。

さらに前走の桜花賞で先行できず中団からの競馬になったことも、今回差し馬に圧倒的有利なオークスということを考えればプラスに働く。



桜花賞と比べるとオークスが合いそうで気になる1頭ではあるが、桜花賞の内容や、手綱を取っていた武豊がソーダズリングを選んだことから考えても、現時点では能力的に足りない可能性が高い。
田辺への乗り替わりもG1ではマイナス。



コナコーストとペリファーニアの能力がほぼ互角と考えているように、ドゥアイズとシンリョクカの能力もほぼ互角と考えている。
そしてこれまでのレース内容から、よりオークス向きと考えるのは後者の2頭。
新馬戦では高い瞬発力を見せ、現役時代に長距離重賞で活躍したサトノダイヤモンドを父に持つ楽しみな1頭。



前走のフローラSではスローからの瞬発力ラップを逃げて1着。
血統的には過去に3頭が出走し2頭が馬券内に好走しているゴールドシップ産駒で期待したくなるが
ソーダズリングの評価にも書いたようにフローラSからのローテで馬券になった馬の条件に当てはまらない。

さらには前走4角位置、キャリアにおいても強いマイナスデータに該当。
◆前走4角2番手以内0-0-0-24
◆前走までのキャリア7戦以上0-1-0-40



デビューから3戦、札幌競馬場で好走して重賞制覇。
阪神JFでも上がり最速の末脚を使えているが、瞬発力も求められたチューリップ・桜花賞では凡走。
これらのレース内容を踏まえると、タフな持続ラップやロングスパート勝負に強みがあるタイプなので今回も適性がズレる。



新馬戦や1勝クラスの内容が優秀で、フェアリーSで上位評価にするも11着。
タフなラップは不得意かと思われたが次走のフラワーCでは2着好走と、いまいち掴みどころが難しい馬。
瞬発力ラップでもタフな持続ラップでも好走できているのは魅力。
1勝クラス時には先日のNHKマイルCでG1制覇したシャンパンカラーとクビ差の勝負をしているので、東京コースでパフォーマンスを上げることも期待されるが、前走クラス別と馬体重のマイナスデータに該当。
◆前走G3以下で2着以下0-0-1-15
◆当日馬体重480キロ以上0-1-2-23



リバティアイランドを負かした唯一の馬。
その舞台である東京コース替わりはプラス材料ではあるが、近2走は最後方からのレースになりながら特に速い上がりを使えるわけでもなく敗退。
秋以降の成長に期待したい。



除外対象だったが抽選を見事に突破。
ハーパーの評価で書いたようにレベルが高かったクイーンCで上がり3位の4着、前残り決着となったフローラSでは最後方から上がり最速で4着と惜しい競馬を続けている。
Kingman産駒なので距離延長に疑問は残るが、母は2014年のオークス勝ち馬ヌーヴォレコルト。
阪神芝2000mで行われた新馬戦では3番人気想定のハーパーを負かして1着の実績を見ても母の特徴を強く受け継いでいる可能性は高い。

前走フローラSで馬券になった馬の条件を満たしていないが
唯一栗東馬で馬券になったモズカッチャンはフローラSで上がり最速をマークしていた。
穴ならこの馬。



見るからにタフな持続ラップが得意で、買い時は上りのかかるレース。
適性が異なるため買えない。



G1では買いづらい鞍上。
さらに前走4角位置、馬体重のマイナスデータに該当。
◆前走4角2番手以内0-0-0-24
◆当日馬体重480キロ以上0-1-2-23



重賞2勝馬であり、瞬発力ラップが大好物なので直線が長い東京コースに替わるのはプラス。
桜花賞、チューリップ賞はともに前有利な馬場と展開になったため、最後方から運ぶキタウイングにとっては厳しかった。
近2走よりは着順を上げそうではあるが、桜花賞がメイチだった可能性が高く、距離延長もマイナス材料。
NHKマイルCで見てみたかった。。




印 

※レース当日の午前中まで変更の可能性あり


◎リバティアイランド

◎ドゥアイズ
○シンリョクカ
▲ハーパー
△イングランドアイズ(抽選突破!)



買い目 

※レース当日の午前中まで変更の可能性あり





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