森の国俳句ウォーク 第33回風薫る松野町の新茶をお届け

茶 の 花 や 畚(もっこ) の 乳 子 に 月 あ か り 芝  不 器 男

茶は冬に白い花を咲かせます。茶の花の頃、揺り籠のなかの赤ちゃんに月の光が差している様子でしょうか。茶の花の白と赤ちゃんの白い柔肌を月がやさしく照らしています。

さて、第33回目の森の国俳句ウォークはいかがだったでしょうか!
実は松野町もお茶の産地!四万十源流に発生する霧と山間部の寒暖差、赤土土壌などお茶に最適な環境だったのです!

と、ここまで力を入れて説明するのは、今年から茶畑を借りて紅茶をつくるようになったから!とても広い広い茶畑を管理しています!
この茶畑の品種は、今日のインタビューのなかでも紹介があった「やぶきた」です!日本が誇る味のいい品種!


茶畑は日本の心。癒される風景。丘からの眺めが最高です!
そして、動画の最後、18時を告げる夕焼け小焼けのメロディーが入っているのがなんともいい感じ!笑

松野町といえば実は、「桃・柚子・梅・栗・茶」が推し品目!
蜜柑王国愛媛県で敢えて蜜柑で勝負しないプライドがここにはあります。

そして今回インタビューさせていただいた金谷さんは松野町の手揉み茶の作り方を習った茶の師匠です!僕が、はじめて松野町の茶を飲んだ時、とても驚いたのですが、ペットボトルのお茶とぜんぜん違う味わいで桜湯のようなほんのり高貴な香りがしました!

その理由は手揉みで仕上げることにあります。
お茶の葉は発酵を促す酵素があり、発酵度合いによって烏龍茶、紅茶と変わっていきますが、緑茶は最初に熱を通して発酵を止めます。ですが、松野町の手揉み茶のフルーティーな香りはやや発酵が進んでいるように感じられます。日本全国で一番植えられているのが「やぶきた」ですが、いろんな味を出すことができてやっぱりお茶は楽しい!

この松野町のお茶!ぜひ味わっていただきたいです!!

次週は滑床渓谷を舞台に新たな挑戦をしている地域おこし協力隊にインタビュー!滑床でボルダリング????
毎週木曜日AM11:40〜森の国俳句ウォークをお聴きください!!

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※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、不器男記念館は5月31日まで臨時休館延長になりました。

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