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日々の機微(134) 切れ字「だな」の可能性を考える

あいみょんの歌に触発されて、俳句に「だな」を持ち込んでいます。

用法としては切れ字の「けり」のように使えるように感じています。

あー、まだ咲ききれない花のような毎日だな

あいみょん「愛を知るまでは」

日常化しているけど、ふと気がつく瞬間があるというニュアンスで使えないだろうかというのが試みです。

さて毎週火曜日水曜日は朝活句会を実践しています。そこで「だな」を使った俳句を投句してみました。

失言が多すぎた日のソーダだな
錠剤の残り少ない出水だな
全身を使ってあやす夕焼だな

ふと思うのですが「だな」は口語のようで実は文語ではないでしょうか。
口語とは喋り言葉で普段会話の中で使う言葉を指しますが、最低限わたしは「だな」は日常的に使いません。

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