日々の機微(44) 北極星を見失い方

四万十街道ひなまつりの準備 談

毎週水曜日は不器男記念館休館日です。

ですが、昨日はひなまつりの設営で一日中、不器男記念館館内で作業をしていました。

今週の土曜日から始まる「四万十街道ひなまつり」では、松野町内で作られているハンドメイドのガラス雛人形や花嫁衣装の打掛、8段雛飾りなどを展示します。

今年の新しい取り組みとしては、展示の中に不器男さんのひなまつり俳句を融合させることでした

協力隊時代に購入していただいたレーザーカッターを使って、1日5枚ずつ文字を切り抜いていきます。
そうして芝不器男さんのひなまつり俳句を切り文字にしました。

準備の時間はたっぷりあったはずなのに、飾り付けの途中にあれがなかったりこれがなかったり。またこんなものがあればよかったなど反省点が次々出てきます。

ともあれ、昨日一日で、ほとんど完成に近い飾り付けが出来たので、今日明日で仕上げてしまって2/17(土)からの本番に備えたいです。


ちなみに明日、2/16(金)10:30〜地元の保育園児による飾り付けと、ひなまつりのお歌の披露があります。

毎年新たな取り組みをしている「四万十街道ひなまつり」をぜひご覧ください

ドリブンという考え方

最近、安宅和人さんの『イシューからはじめよ』を読んでいます。

『イシューからはじめよ』で、最も大切な部分は、問題設定から取り組みをはじめよということがです。

安宅さんは、二者以上の間で解決されていなくて、答えを出す価値のある問題を「イシュー」と読んでいます。イシューとは、日本語で「問題」という意味ですが、安宅さんによって、先ほどのような定義付けされています。

二者以上の間で解決されていなくて、答えを出す価値のある問題とは何か。そのことについては『イシューからはじめよ』を読んでもらいたいのですが、今日はそこに登場する「ドリブン」という言葉について考えたいと思います。

『イシューからはじめよ』では、「イシュードリブン」で取り組みを始めようということが書かれていますが、この「ドリブン」とは何でしょうか。

ドリブンは日本語に訳すと「起点」。つまり問題をきっかけに、取り組みをはじめようということです。本のタイトルの「はじめよ」に相当します。

さて、ここで今までの自分を振り返って考えたいのは、今まで自分は「何起点」で取り組みを始めていたのかということです。

頭の中にやりたいことをぼんやり描いて、

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