日々の機微(50) sleep my sentence

右往左往していた日々の機微ですが、ようやく日記的な文章に戻ってきました。情報商材的にしてみたり、説法っぽく書いてみたりしましたが、やはり書いた後にすごく後味が悪かったです。

これから3月までは無料公開にしようと思うので、気に入っていただけた方は、このマガジンを購読していただくが樹色のメンバーシップを月額購読していただけると嬉しいなと思います。

文章を寝かせる

不器男忌俳句大会のことのワンシーンを書こうと思って1000文字くらい書きましたがやめました。

どうしてやめようかと思ったのかというと、それは書いてみて内容がとても、くどかったからです。

書き終えてから、敢えて書く必要がなかったなと感じました。だからせっかく書きましたが一度消しました。

昨日は新鮮味のあるうちに文章を書く必要性について書きましたが、同時に文章を熟成させることも大切だと感じました。

これは俳句にしても、短歌ににしても、小説にしても、戯曲にしても、生きることだと思います。

書き終わった瞬間は達成感という主観で完成したものがよく見えていません。

しかし、寝かしてみると意外に大したことがないことが往々に分かってくることがあります。


新聞社の校正のように、人の目を入れてみるのも有効な手段ですが、簡単な方法としては、やはり、すこしでも文章を寝かせるというのが、有効な手段です。

昨日は貴重な時間を使って書いた文字をえらく削りましたがそれも良い勉強になりました。

夢わくworkフェスタ

昨日は松野町内の小中学校を地域の人の視点で評価する学校運営協議会がありました。

それで、小学校の授業を見学していたのですが、6年生の総合の授業に心を打たれました。

それは愛媛県内の伝統的な職業を扱った仕事に関する授業だったのですが、愛媛県の伝統工芸、砥部焼の会社の人がこんなことを言っていました。

「伝統を守るということは、新しいことに取り組むこと」

砥部焼は白磁に青の塗料でデザインされた柄がオーソドックスですが、近年では猫の顔を描いたり、マグカップにしてみたりと、時代に合わせてバリエーションが増えています。

この映像を見ながら俳句の伝統を守ることってなんだろうと考えました。

それは先人の俳句に学び、時代に合わせて新しい俳句をつくることだろうと思いました。

まったく何もないところからは新しいものは生まれないし、逆に古いものに拘っていても衰退してしまいます。

やはり技芸(既にある価値観)を学び、芸術(未開の価値観)を切り開いていくという意識を俳人として、作家として持ちたいと思いました。

get to 〜

本当に英語が苦手です。ですが、頑張って英会話サークルに通っています。
昨日の英会話では「get to 〜」でセンテンスを作りました。「get to 〜」で「〜に着く」という意味があります。

I get to the museum
美術館に着く。


しかし、次のような文章はできません。
I got to the museum last night

「get to 場所」は「○○に着く」という意味がありますが、直近のことにしか使えないようです。

もし時間の経過的にかなり前のことを言うとした、次のようになります。

I got to visit the museum
私は美術館を訪れることができた

英会話の最後に元校長先生に「getを制するものは英会話を制する」という金言ももらったのでgetという言葉の理解を深めていきたいです。

ここから先は

0字

川嶋ぱんだの、俳句雑誌「つくえの部屋」をはじめとした俳句活動は応援していただいている皆様に支えられています。また資金的な応援は、「気に入ったらサポート」からいただけます。たくさんの応援おまちしています!