日々の機微(20) だから僕は黄色い服を着る

俳句をするときは黄色い服を着ます。
真ん中で色が分かれる黄色と黒の服。
オーダーメイドのお気に入りのシャツ。
もちろん長袖も半袖も持っています。


黄色との出会いは、中学生の頃。
陸上部の顧問が履いていたオニツカタイガーのMEXICO 66。
それまでシューズの色は黒か白だったのに、先生の足に輝くその鮮やかな黄色に目を奪われました。

それをイメージしてか、ゲームで服をデザインできる場合は黒地に黄色のクロスボーダーを入れた服を好んでデザインし、キャラに着せていました。

そして大学生のときに、阪急梅田茶屋町のオニツカタイガーでメキシコ66と再会します。迷うことなく即購入。そこから黄色集めがはじまりました。

さすがにある時、足から頭まで黄色で歩いていて、ショッピングモールの窓に写った自分の姿が目に入ったら、パジャマを着て出掛けているみたいだったときは自分でも引きましたが、それくらい黄色が好きです

いまでも服は黄色、カバンも黄色、スマホケースまでも黄色。可能であればすべてを黄色にしたいと思っています。

さて、僕が作った樹色。俳句に限らず、これまでもグループをつくって何かをすることが好きでした。魚釣りに陸上にあれにこれにとチームで目標決めて走り出すことにが大好きです。

そしてこの「樹色」の発音は英語のイエローを日本語に訳したときと同じ。
それは僕の好きな色だからです。その樹色という言葉にはそれぞれの「好きな色の集合体」であれという想いを込めています。イメージとしては「庭」に集まって好きなものを持ち寄りBBQをするような。この「庭」では、作品の技量ではなく、それぞれの個性と個性を混ぜ合わせて、さらに個性を磨く「庭」にしていきたいと思っています。

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