椿の実 1週間の観察記録

1日目

不器男記念館にある椿に大きな実がついていました。
お尻のあたりが梅干しを食べたときの口のようにしわしわで、大きさは梅の実ほど。香りはエクストラバージンオイルに似ているかもしれません。
いくつか縦に線が入っていますが、乾燥してくるとこの線に沿って椿の実が割れてきます。形状はお茶の実とそっくりで、椿科の植物に共通しています。お茶の実はさらに一回り小ぶりです。乾燥して外の皮が開いてくると中から種が出てきます。
歳時記で確認すると椿の実は初秋の季語です。
この実がどうなるか1週間観察していきたいと思います。


2日目

すこし乾燥が進んだように思います。水分が抜けて微妙にしわしわになってきたようです。
実を捥いだときよりも、実の頭からお尻にかけて走る縦の線がくっきりしてきました。ころころと手の上で転がすと愛おしさがまします。扇風機に当ててはやく乾燥させたくなりましが、ゆっくりと自然に乾燥するのを待とうと思います。1週間で乾燥するのでしょうか。

歳時記を開くとこんな俳句がありました。

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