日々の機微(55) 日脚伸び無駄な時間を刈り揃え


ポモドーロテクニック

昨日はポモドーロテクニックを試してみました。

ポモドーロテクニックとは、25分作業+5分休憩をワンセットとして作業に取り組む方法です。

メリットとしては、次の2点が挙げられます。

○集中力のリズムをつくれる
○作業時間にどれくらいかかったかを測定できる(何セットで終わったかで実施時間が測れる)

百均で買ってきたタイマーを使って25分を測ります。スマホのタイマーだと、ふとした瞬間に別のことな気がとられてしまうのでタイマーだけの方がおすすめです。ポモドーロテクニック専用のタイマーを買えば、作業に入るのにもモチベーションが上がります。


実際に、ポモドーロテクニックを使って、作業をやってみると、25分はあっという間に感じます。取り組んだ作業が物足りないと感じるくらいで時間が来てしまいます。

この物足りないと感じるモヤモヤ感が次のセットへと、すんなり入っていけるやる気につながります。

そして、5分の休憩時間は何も触ったりせずに目を閉じて過ごすのがよいです。休憩時間は次のワンセットへの頭の備えができます。

そうして昨日はお昼の休憩を挟んで6セット行いました。

朝の9時から初めて、4セット終わる時点でまだ12時にもなっていません。

とても集中して、午前中の時間を使うことができました。

午後から2セットやったのちに天気が晴れてきたので茶畑の作業にいきました。


茶畑シーズン開幕

2月の末から3月の始めにかけては茶畑の刈り揃えの時期です。

刈り揃えとは、ボーボーに伸びた茶畑を同じ高さに刈り揃える作業です。

刈り揃え終わった茶畑は日本人がイメージする茶畑の風景になります。

本来なら茶畑の刈り揃え機という専用の機械があり、短時間で作業が終わるのですが、1人での作業なので、生垣用のトリマーで刈り揃えていきます。

3時間かかって前回刈った続きのもう半分を刈り揃えました。

今日やりきった茶畑のあと3倍の面積が残っています。


刈っていて気がつくのは紅茶用の肥料を撒かない園地では茶の芽が弱い。あんまり伸びていません。

逆に釜炒り茶用に春肥だけ撒いた園地はかなり芽が伸びていました。

やはり化学肥料のチカラはすごい。

のと同時に、肥料の主な成分は窒素。これが苦味成分に繋がるので、紅茶用の園地は肥料を撒いていません。

おかげで茶の芽も少ないですが、栄養過多にならないので、害虫や病気もつきにくいです。

肥料も撒くか撒かないか。どっちがいいのか分からないですが、手間暇かけて作った紅茶はフルーティーな香りと、さっぱりとした余韻があります。

今年はどれくらい新茶が取れるのか。ワクワクしながら、遅霜にドキドキしながら、準備を進めていきたいです。

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