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パンチィー山内の就農失敗談

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3流格闘家だった「パンチィー山内」が2010年格闘技を引退後、就農を目指すも数々の失敗を繰り返してきた話を書きます。
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2023年1月の記事一覧

「第三章 女性牛飼いの章⑥」~草を食べなくなったヤギ~

ヤギを放牧していたら勝手に雑草を食べてくれるので草刈りをしなくてもいい!! そんな理由で…

「第三章 女性牛飼いの章➄」~アヒルさんの死と捨てられたアイガモさんたち~

この年は寒い冬でした。 その寒さで悲劇が起こりました。 アヒルさんが一羽、凍死してしまい…

「第三章 女性牛飼いの章④」~猫がいる所に猫が集まる~

ある日、仕事にいくとダンボールが置いてありました。 中を見ると子猫が3匹 。捨て猫です。 …

「第三章 女性牛飼いの章③」~20匹の猫たち~

家に入ると犬がいました。 人見知りな犬で飼い主以外の人間を見ると噛みつくそうです。檻に入…

「第三章 女性牛飼いの章②」~うんこの仕事~

「これを運んで欲しい」 指を刺した方向には立派な堆肥場。 そこには牛のうんこの山がある。…

「第三章 女性牛飼いの章」~動物の楽園~

第二章で定年後農家さんに 「あっちの仕事やとお金もらえるぞ!」 と近くの農家さんを紹介し…

「第二章 のんびり定年後農家の章⑨(最終回)」~そして誰もいなくなった~

定年後農家さんの農場で働いていた70代のおじさんが交通事故で亡くなりました。即死だったらしいです。 香典だけでもと思って、定年後農家のもとに行きました。 そこに悪い有機農家さん(第一章の農家)がやってきました。 「自殺やないのか?」 「お前のせいで自殺したんや!」 「お前が殺したんや!」「殺人や!」 という言葉を定年後農家さんに浴びせはじめました。 定年後農家さんはそれを気にしてみるみる痩せていきました。 ほとぼりがさめた頃、60代のおばちゃん2人も辞めてしましま

「第二章 のんびり定年後農家の章⑧」~ケンカ別れ~

稲刈りシーズン。 災害から間逃れた僕の田んぼの稲は実ってきました。 稲刈りは定年後農家さ…

「第二章 のんびり定年後農家の章⑦」~豪雨災害~

前の日は友達の家で気楽に 「すごい雨やな~」と言いながら就寝しました。 朝4時に電話で起こ…

「第二章 のんびり定年後農家の章⑥」~働けども働けども借金が増えていく~

その頃僕はもっと農業の仕事をしたいという気持ちが強くなって工場の夜勤の仕事を辞めて企業系…

「第二章 のんびり定年後農家の章⑤」~水の取り合いで殺し合い?~

お米づくりをするにはトラクターに乗れなればなりません。 「教えてやる!○○時に来い!」 …

第二章 のんびり定年後農家の章④」~憧れのマイ田んぼ~

火災の原因は定年後農家さんの農場で働いているブラジル人でした。 定年後農家さんの紹介で近…

「第二章 のんびり定年後農家の章③」~はじめての給料~

従業員のブラジル人が怒鳴り込みに来ました。 「給料ナイ、オカシイ!!給料クレ!!」 する…

「第二章 のんびり定年後農家の章②」~お金のない世界~

みんながタダ働きをする理由。 それは自分達の田んぼの管理をしてもらう事が引き換えでした。 タダで働くかわりに自分たちの田んぼの田植え、稲刈りなどをしてもらう契約のようです。 本来なら高額の機械を使った耕うん、田植え、稲刈り、乾燥、籾摺りなどをしてもらうにはそれなりのお金を払わないといけません。 それをタダでやってもらう代わりにタダ働きしていました。 ブラジル人の人も田んぼを貸してもらってタダで機械を借りてお米を作っていました。 ホントにタダ働きは僕だけでしたが、農