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2024年IBの結果 シンガポール

2024年IBの結果 シンガポール

シンガポールのインターナショナルスクールのIB(国際バカロレア)の結果をまとめます。2024年のIBDPの世界平均は30.32点で昨年30.24点より少し良かったです。シンガポールでは1,947名が受験したようです。

参考サイト:

シンガポールの名門インターナショナルスクール3校の結果から紹介します。

Pan Asia Advisorsが各学校のHPより作成

UWC36.1点(受験者数603名)、ダリッジカレッジ37.6点(受験者数108名)、タングリントラストは38.8点(受験者数非公開)で高得点をキープしています。どの学校も受験した生徒の3割近くが40点以上の点数を取得しています。

3校の中ではUWCの平均が下がっており、最近IGCSEの受験をなくしてIBの一本化を行いました。これがIBの平均点にも影響を与えるか注視しています。

UWCは5人に1人がバイリンガルディプロマを取得しています。UWCとダリッジカレッジでバイリンガルディプロマを取得する生徒の数は増えています。英語と日本語のバイリンガルディプロマを取得したいと考えている子には、UWCが日本人の先生が在籍しているので良いでしょう。

2024年受験者数平均40点以上45点満点バイリンガル
ディプロマUWC60336.129.40%22.1%ダリッジ・カレッジ10837.636.1%0名
44点が最高17名タングリン・トラスト非公開38.842点以上16名、65%の生徒が38点以上1名非公開

Pan Asia Advisorsが各学校のHPより作成

他のインターナショナルスクールの結果はこちらになります。ドーバーコート(Dover court international school)は平均点は34.45点、最高点は43点でした。チャッツワース(Chatsworth international school)は平均点は34点、最高点は44点です。

数年前に香港の会社に買収されたカナディアン(Canadian international school)は、45点が2人、40点以上が23人、平均点は34.85点、バイリンガルディプロマを取得した人が45人と近年成績が上がっています。カナディアンは、幼少期からの中国語と英語のバイリンガルカリキュラムには定評があります。

日本人の受け入れ人数が多いオーバーシーズ(Overseas family school)は45点が2人、44点が4人、40点以上24%、バイリンガルディプロマ29%、平均点35点でした。XCL World Academyは45点1人、44点1人、40点以上21%、バイリンガルディプロマ33%、平均点34.4点とまずまずの成績ですので、中学生以上でインターナショナルスクールを考えている方はこちらの2校を候補に入れると良さそうです。

シンガポールのローカル校は、1月から12月までのカレンダーに従い11月にIBDP試験を実施しますので、結果が出たらアップデートします。

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