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B.O.L.T 初主催オンラインライブ「Your Choice Online Live」を観たんですが…

全てを忘れて楽曲に夢中になる時間。1人1人の内側から力強く放出されるエネルギーに、心が揺さぶられる。

2021年6月29日(火)…平日に開催されたこの配信ライブを、数日前から楽しみにしていました。

その日は「18時に仕事終わらすぞ!」と意気込むも、結局19時過ぎに終わり。人のまばらなバスで、後部座席に座り急いでスマホを開きました。


ちょうどMC中で、ちぃちゃんが「みなさん最後まで楽しんでいただけましたか〜!?」と話していたので、「もう終わる〜!!」とショックを受けていたら、アンコールが残っていました。

よかった、少しだけでもリアルタイムで参加できる。

すると、いきなりサプライズ演出、アンコール衣装を決めるアンケートが!!

1.初代ホワイト衣装 
2.POP衣装
3.Don't Blink衣装
4.Tシャツ&ジャージ

Tシャツ&ジャージはアンコールっぽいけど…

ここはやっぱり初代衣装かな?と選んだら圧倒的「初代ホワイト衣装」でした。


アンコールは、大人っぽいお洒落さが大好きな「わたし色のトビラ」から幕開け。

私の記憶では、まだ出来たてのグループという印象だった初代ホワイト衣装の頃。

当時と比べて大きくなったメンバーの姿と、曲の大人びた雰囲気にバスの中で胸が熱くなりました。

「泣きそう」というコメントも流れてて、わかる。

私も車内で涙を流す人になりそうだったので、外の景色を眺めて気を紛らわせました。

つい数ヶ月前まで小学生だったあやなのちゃんが、身長も伸びて一目で成長がわかる今、披露される初代ホワイト衣装でのパフォーマンス。

このライブでしか見れないなぁ〜としみじみしました。あと、白い衣装と「わたし色のトビラ」はとても合いますね…。


初代衣装を着ていた頃、まだB.O.L.Tのことは全然知らなくて。

フェス関連で見るけど、そういう楽曲なのねーと眺めていた程度でした。それでも当時の様子はなんとなく覚えていて、画面に映る4人がずっと頑張ってきたことを想像して思いを馳せました。

この日の一発目に聴いたのが「わたし色のトビラ」でしたが、すぐに歌声が前より力強くなってる気がついて、ハッとしました。

ライブは4月のB.O.L.T springで観たぶりでしたが、その間にもフェスに積極的に出演して、努力と経験の積み重ねですよね…。合わせて高画質の映像とナイスカメラワークで、一瞬一瞬が良すぎました。


そのあとの「寝具でSING A SONG」は、なのちゃんが1人で歌うパートをカメラ目線でしゃがんで歌っていて。

次のパートのちぃちゃんも、なのちゃんの隣にきて肩を組んで揺れながら歌ってるのさ〜、私の中のB.O.L.T平和遺産に認定されました。

「寝具でSING A SONG」は曲の冒頭、拳を突き上げて歌声だけで始まります。

この続きは夢で 寝具SING A SONG
終わらせやしないよ 寝具でSING A SONG

前の曲で終わったときのフォーメーションから、「やっ」とジャンプして、それぞれ横並びの立ち位置に移動するのが、なんか好きです。

人によってはそれなりの距離を飛んでいる気がする。心の中で拳をあげるぜ。そのあと「SLEEPY BUSTERS」がラスト曲に決まりライブは無事終演。


今回のライブはタイトル通り、セトリの8割をファン側の投票で決まりました。選ぶつもりでいたので、終演後セトリが気になって仕方がなかったです。

帰宅後、もちろん最初から観ました。

セットリスト
01.夜更けのプロローグ
02.宙に浮くくらい
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03.スマイルフラワー
04.寝具でSING A SONG
05.OUR COLOR
06.スーパースター
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07.Don't Blink
08.足音
09.淡い空
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10.axis
11.星が降る街
12.ここから
-アンコール-
13.わたし色のトビラ
14.寝具でSING A SONG
15.SLEEPY BUSTERS

当たり前にめっちゃ良いセトリが出来上がってた…エモい曲が各ブロックに入ってて。

私はメロコアに親しくないのですが、パンク曲の中でもメロディや歌詞を聴かせる特徴があるようで、B.O.L.Tに「エモい!」と言いたくなる曲が多いのも納得です。

曲の疾走感とグループが成長しようと駆け上がって行く感じがぴったりだと感じていて。

ただ、曲やグループの雰囲気から勢いだけで突っ走る感じでもない。丁寧に難しい楽曲に1つずつ向き合って、パフォーマンスを毎回少しずつ更新してるのが自分が感じるB.O.L.Tの印象です…。


あと私、「OUR COLOR」が大好きでして。

サビ以外でも歌声を何回も伸ばして、サビはコーラスをして、難しさはあるんでしょうけど。歌詞は全体を通すと「私たちはそれぞれ違うけど、分かり合える」みたいな前向きなメッセージだけど、その前に前提として「私たちは完璧には理解し合えない」ことも書いているから、切なさも同居してるのがよくて。

プラスとマイナスを心地よく混ぜた楽曲と、曲の難しさに向き合って全力で歌を届ける4人に重なるもの感じて、めっちゃ好きなんですよね。響くパフォーマンスと言えばいいんでしょうか。

みんなそれぞれに試練があるような曲で、特になのちゃんがひとりで歌い上げるところにいつもグッと来るんです。

深い闇に飲み込まれてしまう 誰もが独りになる時は 必ずあるけど

ここですね!それから4人で歌い上げるサビのクライマックス感。今回のライブでも本当によかったから観て。

「泣きそう」コメントはあるよね、わかります本当に。

サビのコーラスが素人目で見ても絶対に難しい!それを、歌い上げる4人が「生きてる」って感じなんですよねぇ…。実在する生身の人間だ、って…伝わりますかこれ…。


はぁ、「るんぱんのスマイルフラワーのあそこの歌い方が好き」とか「あやちゃんのデコだしが似合いすぎ」とか書き連ねたいところですが、この辺にします。

オンラインライブの主催が初めてとのことでした。ライブでの一体感を知っている上で、映像で細かい部分が見れてすごくよかったです。

また、ニコ生のコメントでは曲の「ここのベースやばい」「このギターが最高」みたいな、楽曲に対するコメントも面白く読んでいます。感覚的に感じる楽器の音の気持ち良さはあるけど、楽器の解説も聞いてみたい気持ちもありますね。


約2時間、15曲披露のオンラインライブは最高の一言に尽きました。9月のアルバムタイトルが「Attitude」はすでに名盤決定。そして7月は結成2周年!おめでたすぎるので、15日は祝日になってください。

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