新機能「バッジ」に込めた、コミュニティづくりへの想い。
こんにちは!キッチハイクでエンジニアをしている izmipo です👩🏻💻
先日、アプリに新機能「バッジ」が登場しました!アプリをお持ちのみなさんは、もうご自身のバッジをご覧いただけたでしょうか?
今回このバッジ機能をリリースするにあたり、PMと並行して、構想からデザイン、実装まですべてのフェーズで手を動かすレベルまで関わったのは、私としても初めての経験でした。基本的に自分がボトルネックになるような編成だったこともあり、自分自身の力不足と常に戦っていた期間でもありました。
それでも、優秀な実装メンバーとの協働により、無事計画通りにリリースすることができました。世に出た時は、とにかくホッとしたことを覚えています。
またその後、SNSで「自分はこれだけバッジが貯まってた!」と投稿してくださったアプリユーザーの方もいました。それを見て、価値のある機能をつくれたんだなぁと、ほんとうに嬉しく感じました。
そんなバッジ機能ですが、なにを実現したくて、どんな思いを込めてつくったのか、改めてお話させていただきたいと思います。
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ところで、
どうして「バッジ」なの?
キッチハイクのサービスミッションは「食と交流の体験を広める」こと。つまり、食で人とつながることができる サービスです。
「明日、おいしいイタリアン食べたいかも」と思ったときに、一緒に行ける相手が気軽にみつかる。新しい出会いがほしいときに、様々なバックグラウンドをもつ人たちと、食卓を囲んですぐに打ち解けることができる。いつもなら「そうなったらいいなぁ」で終わってしまうことを、キッチハイクを使えば実現させることができます。
キッチハイクはコミュニティをみんなでつくっていくサービスなので、多くの人に心地よく過ごしてもらうために、普段から「キッチハイクはこんな感じだよ」という価値観、ひいては世界観を伝えることを大切にしています。
そこで、よりユーザーさん自身が楽しめるかたちで、世界観を伝えられる手段はなんだろう?と考え、行き着いたのがバッジでした。
思いやりを、伝播させたい
突然ですが、ここで一つ例え話です。あなたが友達に人を紹介してもらうとしたら、実際に相手と顔を合わせるまでに何をするでしょうか?
・メッセンジャーアプリなどであいさつをする
・自己紹介をする
・話したいこと、聞きたいことを共有しておく
・当日、先に着いたら連絡を入れる(逆に、遅れそうな時も連絡を入れる)
パッと思いつく限りで言うと、こんな感じでしょうか。割と普段からやっていることのような気がします。ただ、それでいてこれらは社会の中で人と良い関係を築いていくために、自然と私たちが身につけてきた振る舞いなのでしょう。
これは、キッチハイクでもまったく同じことが言えます。キッチハイクには本当に素敵なユーザーさんがたくさんいて、毎日気持ちの良いやりとりが飛び交っています。一方で、新規で入ってきてくれる方達にこの良さを文化としてわかりやすく伝えるには、新しい手段が必要でした。
ただ、伝えるとはいえ「〇〇は大事です」「〇〇してくださいね!」などルール風に押し付けるような方法は、キッチハイクらしくない。かわいくて楽しくて、自然と良い振る舞いをしたくなっちゃうものにしたい。そんな想いで、どんなバッジがあれば、より良い世界が描けるか?を設計しました。
例えば「メッセージであいさつ」バッジ。これは、アプリのグループメッセージで参加者に1回以上メッセージを送信すると、ゲットすることができます。
誰だって、初めましての人と出会うときに緊張や不安はつきもの。ただ、そんな時でもひと言「こんにちは、〇〇です。明日は楽しみにしています!」とあいさつすることで、本人が思っている以上に、他の人も安心して気持ちよく参加することができると思います。
バッジを通して、上記のような思いやりある行動を率先してやってくれているひとを、まずは褒めてあげたい。そして、自然とそんなひとが増えるような、あたたかいコミュニティをつくりたいと思っています。
「バッジ」というメタファー
今回の機能は、最初から「バッジ」と決まってはいませんでした。複数の他サービスを参考にしながら、表現したいものの定義を明確にしていきました。
すぐに挙がったものでいうと「メダル」「バッジ」ですが、他には「手帳シール」も推していました。私が個人的にほぼ日手帳が好きで、グッズとして展開されていた手帳シールの世界観を好んでいたからです。
過去の出来事を見返して、ちょっと嬉しい気持ちになれる...という特徴を生かしたかったのですが、プロダクトに落とし込みづらく今回は不採用となりました。
プロダクトとして実装するには、理想を表現するだけでなくシステムとして成り立つものである必要があります。ラインナップに応じた命名のつけやすさ、フラグを更新するタイミング...など、キッチハイクのコードに馴染むかたちを模索した結果、バッジに軍配があがりました。
また、ふと見返したときに「ふふっ」と嬉しい気持ちになってほしく、見た目にもこだわっています。
特にキッチハイクの価値観のコアである、人とのつながりを表現した「一緒にごはんを食べた人数」バッジは回数毎に更新があるので、何度も見返して楽しんでいただけるようになっています。
バッジの種類、これからも増えます!
現在13種類あるバッジですが、よりキッチハイク体験が楽しくなるような、新しいバッジも絶賛設計中です!
アプリをダウンロードしてまだ間もない人から、何年も使い続けてくれている人まで、すべてのユーザーさんがより楽しくつながれるようなサービスを目指していきます。今後もご期待ください👋
バッジが気になるけどまだキッチハイクを利用したことがない、という方は、これを機会にぜひアプリをダウンロードしてみてくださいね!
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キッチハイクではサービスミッション「食と交流の体験を広める」のもと、あたたかいコミュニティづくりの実現に日々邁進しています。
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