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よしなしごと

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私のよしなしごと・日常で思いついたことを書き綴っていきたいと思います。
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漫画家と契約の話

先日、ある新人漫画家さんから「連載を開始するにあたって、一般的な原稿料の相場や、必要な契約関係書類を知りたい」というご相談をいただきました。業界の常識がわからない状態で、どんなことをどこまでを出版社に要求していいのか知りたいようでした。 お会いして、僕なりにいろいろとお話させていただいたのですが、これから漫画家として活動をしていこうとする方々にとって必要な情報かと思いましたのでまとめてみます。 まず、一般的な原稿料の相場。 10年前に比べて相場は下がっています。 すべての

よっかかってもいいよ。

慌ただしさから、予期もせずに解放されたので、またNoteの更新をしっかりやっていこうと思う。 それはそうと、6月半ばなのに、ちょっと肌寒さを感じるのはなぜだろう。日差しが照っていると暑いくらいなのに、雨が降っている日は結構寒い。 梅雨って、もっとジメジメベトベトしているはずだったのに、これじゃあ秋にふる雨と代わりないじゃないか。紫陽花の爽やかで梅雨をしのげないじゃないのと思う。 梅雨を迎える度に「ジメジメが嫌だ」とか文句を垂れていたけれど、今年は文句が言えないかもしれな

走り始めたら

走り始めたら、もう振り返ったりしない。 走り始めたら、もう立ち止まっちゃいけない。 例えば、ノートを書き始めたら、それは書き終わるまで止まっちゃいけない。 止まってしまうと、最後まで行けなくなっちゃうかもしれないから。 だから、止まっちゃいけない。 私は、意思が弱いと言われる人間だから(本当は、そうじゃないと思いたいけれど)。 決めたことも、すぐにもういいやって思ってしまったり、ダイエットすると決めても何かと理由を付けて食べてしまったりするし、変わりたいと思ってい

選択するときに気をつけたいこと

人生は選択の連続だ。って誰かが言っていた。 それが誰だったかはもう忘れてしまったけれど。 例えば、今日なに食べようとか小さいことに始まって、進路をどうするかとか、誰と付き合うかとか、そうゆう大きいことまで選択によって結果が導かれている。 それは、あみだくじを何度も何度も引いているようなもので、それがこの地球上に存在する人の選択分だけ存在しているのだから、とんでもない数の選択がこの地球上では毎日起きている訳で、想像するだけで、そりゃあこの世界は複雑になるよなぁと思った。

悲しくなったときのこと

突然ふと電球が付いたように頭に電球が灯ることがあって、 その時、うわーっと嬉しくなるのだけれど、 それを書き出したり、描き出したり、作ってみたところで、自分の頭の中のものとそれを外部に出す技術のなさに愕然とするのであって、 自分だけじゃなく、思いついたことを他の人がやっていたりすると、それはもうその時点で思いついたことは「面白くない」のであって、そんな自分の面白くないところにもがっくりするのだった。 世界に一歩踏み出すと、自分なんてミジンコよりもちっぽけで何にもなくて空

空腹になるとき

日中、真夏と思うくらいの暑さが続いている。 あれ、もしかして、梅雨通り越して夏が来ちゃいました?と思うくらい。 でも、こうゆうことを毎年思っていても、やっぱり梅雨は忘れずに来るから、きっとこれは梅雨に入る前哨戦なんだと思う。 本当のこというと、つい一ヶ月前までは桜が咲いていて、肌寒い中春が来たのを感じていたから、もうちょっとだけ春の余韻に浸っていたいなぁと思うけれど、そうは行かないみたいだ。 夏になると、夏バテで大抵食が細くなってしまう。 冷たいもの。冷たいもの。冷たい

梅雨はもうすぐそこ

空が、空気が重たくなってきて、そして、洗濯物が乾きにくくなってきて そうか、やっぱり梅雨が近づいてきていると思った。 雨が降った後、まだ湿り気をおびた空気がひんやりとしていて、だから、かろうじて、5月と思えるのだった。 丁度昨日あたりから、今までずっと続けてきたことを辞めた。 辞める前までは、毎日背中に重しを乗せているような気分だったし、その道でこれから続いていくハードルにゾッとしていたのだった。 きっと一つ一つ越えていったらドンドン違う景色が見えるのだけれど、その道

「頑張ります。」という言葉

自分が「頑張ります!」と口に出している時は、「本当にそう思ってるの?」って心に聞いてみることにしている。 最近自分のことが、20も後半になったからか、前よりもよくわかるようになってきて、「頑張ってね!」って声をかけられた時に、本当にそう思って言っていない場合が多いということに気づいたのだ。 一種の脊髄反射のような、もはやパブロフの犬のような私の「頑張って!」と「頑張ります!」の応酬である。 そんな具合なので、「頑張って!」に対する「頑張ります!」は、発言した時の心理状態

ありのままのきみでいい

こどもの頃、一番言われたい言葉は ありのままのあなたでいい だった。まぁ、こんなことをストレートに言われたら、かえって恥ずかしくなってしまったかもしれないけれど、でも生まれてから生きてるだけで褒めてもらえる時間は短くて、やはり歳を重ねるにつれて、生きていること+αが求められていた気がする。 +αを付けることが初めは、ゲーム感覚で出来たからか、楽しくできていたけれど、段々周りの期待する+αを付けられなくなると、その作業が嫌になり、苦痛になっていった。 そして、「ありのま

後悔なんて忘れた。

一瞬で、たった一瞬の差で、タイミングを逃してしまうことがある。 例えば、乗ろうと思った電車に乗れなかったとき、 会いたい人にすれ違った時 話しかけたいと思った人に話しかける勇気がなくて踏みとどまってしまった時 そんな一瞬が生み出す誤差がやらなかった後悔を生み出すのだけれど やればやったで、どうしてあんなことしてしまったんだろうかと後悔することもあるので、 結局どっちも後悔しているのである。 やらなかった後悔よりやる後悔というけれど、どちらにせよ後悔しているなら、

犬のいる生活

犬を飼ってもう12年位になるんじゃないかな。 我が家には2匹の犬がいる。どちらも、あまりお行儀のいい犬たちとは言えない。 トイレの場所は絶対わかっているのに、ほったらかしにしていると粗相をする。 でも、帰宅するとき出迎えてくれたり、悲しいときには寄り添ってくれたり、毎朝挨拶しに来てくれてるところはやっぱり相棒という感じで。 言葉が通じないから、本当に何考えているのかわからない時がほとんどだけれど、でもね、ふとした時に 「あ、繋がった。」 って思うときがあって、それは

夏はもうすぐそこ

GWってなんかいい。 きっと私は、GWを楽しんだとは言えない側の人間だけれども。 誰と会うこともなかったし、どこかに出かけたこともなかった。ちょっと近所まで散歩がてら足を伸ばしたに過ぎなかった。 GWだからと言って、特別に美味しいものを食べることもなかったし、つまりはあくまで日常生活を送っていたにすぎない。 だけれども、なんとなく街を流れる空気がゆったりとしていて、どことなく行き交う方の表情が柔らかいことに気づいて、なんでだろうと少し考えてから、そうだGWだと思い当たった

足りない位が丁度いい。

母と二人で回転ずしに行った。 東京駅の中にある回転寿司のお店で、北海道以外で東京にはそこしかないと言うお店だったので、一回母と行きたいと思ったのだった。 13時過ぎに着くと結構な行列だったので、結構待った。 席に案内してもらった時には、どれから食べようかとワクワクした位だった。 北海道の寿司ネタは、私が知らないものや食べたことないものも多くて、知らないものを全部試してみるには胃袋の容量が小さすぎた。 それでも、色々頼んで見たかったので、一皿に乗っている2貫のお寿司を母と二

鎌倉というコンテンツ

鎌倉が熱い!! そんなの何を今更と言われるかもしれない。 けれども、幼少時の朧げな記憶の鎌倉は「大仏さまを観たなぁ。」というもののみの私は鎌倉に行きたいと思いながらも、その気持ちを温めているにすぎなかった。今日までは。 鎌倉熱の始まりはちょっと前。髪を切ってもらっている美容師さんがいいよって言っていたことがあったこと。Oz magazineが鎌倉を特集していたことだ。 先日鎌倉にふらりと行ってみて、個人的にすごく面白いなぁと思った点をまとめたい。 ① 東京から約1時間