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最高の1日を考える

眩しいぐらいの朝陽がカーテンの隙間から差し込んできた。
目が覚めて、時計を見るとまだ7時半。

ふわっふわの枕に埋もれてるわたしの右側は、恋人の定位置。

朝寝坊の好きな同い年の恋人が、
私の身じろぎで目を覚ましてしまった。

「あと30分………」とっても同感だ。
キスをして二度寝と洒落込もう。


時計は8時を少し過ぎた。
北浜にあるビルの20階からバルコニーに出て
朝陽を浴びる。都会の音が聞こえてくる。

コーヒーが飲みたいなあとひとりごちてキッチンへ。

途中でベットを経由して、恋人におはようのキスを。
「おはよ〜」「ん、おはよう」

うん、今日もだいすきだ。

満足したのでキッチンへ足を向ける。

お気に入りのKINTOのコーヒーサーバーたちをセットして
今日はブラジル産の深煎りを。

部屋中にコーヒーの香りを満たすとようやく目も覚めてきた。

目覚めのコーヒーを二人で飲んで、お出かけの準備。

今日は最近出来た近所のパン屋さんでクリームパンを買う。

川辺のベンチに移動して、10時の朝ごはん。


食べ終わったらそのままお散歩に行こう。
手を繋いで、朝の風に吹かれながらがいいな。

11時になったらレンタカーを借りに行くよ!
運転手は私、恋人はナビゲーター。


マップの行先は京都のGRAX。
憧れのグランピングに到着したのが12時だから
朝準備したおにぎりを食べることから始めないと!


そのあとは読書しながらハンモックでお昼寝。

もちろん、持ってきたGRIIで恋人を撮るのを忘れない。

15時、小腹がすく頃にバーベキューセットと
お気に入りのコーヒーセットでおやつの時間。

豪勢にハーゲンダッツを乗せたフレンチトーストを作ろうかな。
口いっぱいにフレトーを頬張る横顔を
カメラにおさめる。

そのあと恋人はハンモックに戻り、
私は青空の下で絵を描く。

愛用するメーカーの5冊目になるスケッチブックを開く。

風と川の音や、目に飛び込む夕焼け前のお日様。
スケッチブックを歩くペンの音が心地良いなあ。

気が付くと18時少し前。夕飯の準備だ!

お肉と野菜を串に刺してTHEバーベキュー。
沢山食べたらお片付けして、小さなキャンプファイヤの前へ。


「今日はこれが楽しかったね!」
「昨日のあれやっぱりすごかった…」
「明日はこれがしたいんだよね」
「来週のこの日は……」

火を囲んで恋人と、昨日と今日とこれからを巡るのだ。
日に照らされた恋人の顔を見ながらコーヒーカップを傾ける。
恋人と飲むコーヒーが1番甘くて1番美味しい。

22時も過ぎた頃、一緒にお風呂に入って
クイーンサイズのふわふわのベッドに飛び込んだ。

見上げると天窓から星空がのぞいている。

自然とまぶたが重くなって、
今この時を愛おしいなと思いながら
最高の1日が終わりを迎えた。



おはようからおやすみまでの「最高の一日」を考える.colonyのオンラインワークショップ。ちょこっとものがたり調に、でもこんなに頭の中の妄想を文字にした事なかったからそれ自体も楽しかった。

文字にする事でこんな風になりたいの輪郭が少しはっきり見えた気がして、そうなると何を今したいのかが知れたように思う。

これを定期的にするとよりハッキリ見えるのかな…


#dotcolony #最高の1日を考える



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