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1990年以来、34年ぶりの円安(日本株1週間まとめ 3/25-3/29)








🇯🇵日本株市場まとめ


⭕️日経平均:40,369.44円 先週比:-1.27% 

 日経平均は週足ベースではマイナスで終えた。米国・ドイツ・フランスの最高値更新が追い風となり、金曜日は上昇して終了。



⭕️ドル円:151.376円 先週比:-0.05%

🇯🇵ドル円一時151.97円 1990年以来34年ぶりの安値

日銀の緩和的金融環境の維持と米利下げ後退リスクから、
ドル買い(ドル高)の流れとなり、ドル円は上昇しやすかった。

🇯🇵日本の要人コメント
・鈴木財務相
「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」
「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず適切に対応をとっていきたい」

・神田真人財務官
 「今の円安の動きは、ファンダメンタルズに沿った方向というわけでなく、明らかに投機が背景にある」
 「行き過ぎた変動に対してあらゆる手段を排除せずに行動をとる」


 3/27には、財務省・金融庁・日銀の三者会合が開催され、過度な円安への牽制とな利、落ち着いた円相場となった。


今後は、4月の雇用統計などの
 米指標が強いとドル買いの流れが継続し、ドル円152円突破か
 米指標が弱ければ、ドル安+円安けん制発言から、ドル円の上昇一服




⭕️TOPIX :2,768.62円 先週比:-1.59%
⭕️10年国債利回り:0.728% 先週比:-1.57%






🇯🇵日本の投資ニュース


🇯🇵3/28日銀会合の主な意見

大規模な金融緩和は、その役割を果たしたと考えられる
・物価安定の目標の実現の見通しがある程度立ったと考えられ、目標の達成に向けて大きく前進している
・春闘は順調なものの、賃金と物価の好循環を確認するためにはサービス価格の上昇や中小企業の価格転嫁の進展を慎重に見極める
サービス価格の上昇の主因は、食材価格の上昇を背景とした外食の上昇
・貯蓄正常化の過程で消費抑制に進行する可能性があり、物価上昇に負けない賃金上昇が必要
急速な利上げが必要な状況ではないため、慎重な姿勢を強調する必要がある。
・国債買い入れの継続による長期金利の抑制はいまだに必要
・イールドカーブコントロールとマイナス金利解除を同時に行うことはリスクがある




🇯🇵雇用情報


○2月失業率
 結果:2.6%
 予想:2.4%
 前回:2.4%

○2月有効求人倍率
 結果:1.26
 予想:1.27
 前回:1.27



🇯🇵2月小売売上高(前年比)

 結果:4.6%
 予想:2.9%
 前回:2.3%

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