情報リテラシー論 第9回

週末のイベントの楽しかった余韻に浸りながら
睡眠不足の目をこじ開けて課題を頑張ってます、ぱるむです。
予定表に手違いがあったようで、今週の課題が考えていたよりも重そうです。
なんとか乗り切るぞ!

今回の情報リテラシー論は、テレビの衰弱と動画メディアということで
主にテレビとYouTubeのお話でした。


今回の授業初めの動画は、YouTubeのコンテンツIDについて解説しているものでした。
ニュースの切り抜き動画だったと思うのですが
YouTubeで見つけることが出来ませんでした💦


まずは、震災直後に生まれたサイマル放送について。
東日本大震災が起こったときに、
「テレビが見れず情報が手に入らない人のために」と
ある中学生がNHKの放送を撮影してそのまま無断でライブ配信アプリに流した。
→本当は著作権違反になるが、多くの人がテレビが見れて助かる!と感謝していたため、その違反を黙認
→ネット上でテレビ番組が見れるという事実を作ってしまったため
他にも無断でネットに流す人が出てくる前に
公式でやろうと多くのテレビ局が配信アプリに投稿するようになった

これが、ネットでテレビ番組が見れるようになった全ての始まりです。
元々、テレビはインターネットを敵視していたわけですが、
やむを得ず共存する形を取ったのですね。
最近ではどんな番組も、見逃し配信は〇〇で!みたいにネットでも見れるようになってますし、敵視しているばかりではどうしようもなかったのもあるのかなと思ったりします。

先生は、この便利な仕組みを利用して
↓のようにひとつの画面上にNHK、TBS、フジテレビ、などなど
それぞれの局を出しておいて
何かの特集があったり、記者会見が始まったら
そこの局の音を出して見る、なんてこともしていたそうです。

講義レジュメから引用

多くの情報をいち早く入手するにはとても便利ですよね。


そして、動画メディアといえばお馴染みのYouTubeについて。
YouTubeは、
「You」=”あなた”、「Tube」=”テレビ(ブラウン管)”という意味で
2005年に設立され、2010年には経営が黒字化している。
黒字化へと転換できた仕組みは広告料↓↓↓

講義レジュメから引用

YouTubeのコンテンツIDについては、↓の動画で分かりやすく説明されているので
気になる方は見てみてください!


今現在、コロナの影響もあり、YouTubeのチャンネル数が1年で倍増しています。
しかし、YouTubeでチャンネル登録者数を増やすことは
年を重ねるごとに厳しくなっています。
それにも関わらず、1年や2年でチャンネル登録者数100万人を達成しているのは
TikTokで人気になり、YouTubeチャンネルを開設した人たちなんです。
短い動画で人気になった人たち(ティックトッカー)が
長い動画(YouTube)で伸びることは出来るが、
長い動画で人気になった人たち(ユーチューバー)が
短い動画(TikTok)を面白く作り伸びることは容易くないという話も興味深かったです。
バズって人気者になりたいなら、
ユーチューバーよりもティックトッカーになる方が夢がある気がしますね。

今回の講義で、プレミア公開ってテレビがやってることと同じだよね
という話があって、はっとしました。
事前に動画を撮影し、編集して、
○月○日の○時に投稿するからみんなで見よう!と宣伝する
(テレビで言うと番組告知のCMの部分)
確かに言われてみれば…と思いました。
今までテレビとYouTubeは全くの別物として考えていたので
共通点とか類似点とかに意識を向けたことがなかったので
私の中では結構な発見でした。


YouTubeといえば、VTuberも人気を集め続けているコンテンツだと思います。
私も一時期ものすごくのめり込んでいた期間がありました。
VTuberの先駆けであるキズナアイちゃんは結構有名かと思います。
歌ったり踊ったりとAIも自由度が増していくなと感じます。
VTuberはアニメに次ぐ日本文化として海外では捉えられているそうです。
それは知りませんでした!

そして驚くべきことに、スパチャ(投げ銭)で稼いでいる(投げられる金額が多い)のYouTuberは、全世界単位でみても上位を日本のVTuberが多く占めています。
これは本当にすごいなと思いました。



今回のレポートはこの辺にしておきたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

他にも、
・テレビと映画、直接光と反射光の感じ方の違い
・NHKは国内最高峰のサブスクサービス、『辞めたいのに辞められない』が問題
・利益を未来への投資へ使うAmazon
・テレビ番組からWebへの移動方法の遷移
・日本1再生されている動画は素人のいちご狩り(8.9億回再生)
などの話も興味深かったです。
気になる方は先生のブログなど、ぜひご覧ください!

最後に。
ディープフェイクのお話を少し。
少し前に、顔写真を使って年齢操作し幼くしたり老けさせたり
真顔の写真を笑っているようにしたり
曇っている写真を快晴にしたり出来るアプリが流行ったのを覚えています。
最近では、別人の顔を使って自分の顔の動きをさせるようなことも出来て
オバマ元大統領のフェイク動画や
アイドルのアダルト動画被害なんかも話題になりました。

AIによるフェイク動画をAIで分析しないと見分けられない時代。
なんとも恐ろしいし、何を信じていいのか分からなくなりそうです。
そういった技術は私利私欲でなく、いい方向に使って欲しいものだなと思います。
以上、ぱるむでした。



これは横田秀珠先生(https://yokotashurin.com)の情報リテラシー論、授業レポートです。



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