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冷たいと温かいと「冷え」

いま「ヴィム・ホフ・メソッド実践マニュアル」を読んでいるのですが、褐色細胞についての記述がありました。

脂肪いろいろ

褐色細胞を活性化させるとダイエットによい、脂肪の燃焼効果が高まるというのは聞いたことがありましたが、かなり曖昧なので本を読み進める前にググってみたら、ベージュ脂肪細胞という言葉に出会いました。
作れる褐色細胞、しかも冷やすだけ(寒冷暴露)で作れるんですってよ!!!

脂肪燃焼体質を作るには、寒さの感知とエピゲノムの変化が重要
エピゲノム(遺伝子の後天的修飾)を介した寒冷環境への適応機構の解明

プレスリリース
2018年4月19日

1.発表者:

酒井 寿郎
(東京大学先端科学技術研究センター 代謝医学分野 教授 /東北大学大学院医学系研究科 分子生理学分野 教授)

2.発表のポイント:

持続的な寒さに対し、体には脂肪を燃焼し、熱を産生し、体温を維持するしくみが備わっています。
持続的な寒さによって生じる白色脂肪細胞のベージュ脂肪細胞(注1)への変化の過程にて生じるヒストンの持つ脱メチル化酵素のリン酸化が、エピゲノム(注2)の変化において、重要な役割を持っていることがわかりました。
本成果は、肥満や生活習慣病に対する新たな治療法や予防法への応用が期待されます。

以下詳細はこちら
東京大学 先端科学技術研究センターHPより抜粋

他にもいくつか論文みたいなのを読みましたが、1番簡潔にまとまっていると感じてこちらを引用させていただきました。

末端神経

実際にちぎれるわけではもちろんありませんが、寒くて痛くて「ちぎれそう!」って良く言うじゃないですか。アレです。

毎日息子の保育園の送迎は電動自転車を漕いでいるのですが、素足にサンダル、手袋無しです。
冬はいつも手袋がないと自転車に乗るのが辛かったのですが、今年は辛さがなく、自然と手袋を出していません。
そういえば、水仕事のあとのかじかみもとんと無くなりました。
冬のはじまりは足先が「ちぎれるー!」と感じたものですが、5分も自転車を漕いでいたら慣れてくるというか温まってくるので、素足にサンダルのまま過ごすことができています。いまではちぎれるような痛み(寒さ)を感じることもめっきりと減りました。

日々の寒冷暴露で末端の血流がよくなってきたのは、ベージュ脂肪細胞のおかげな気がしてきました。

冷えないために温める、温めたら冷えがなくなると一般的にはよく語られますが、ベージュ脂肪細胞を増やして燃焼力を高めるには冷やすのが大事なようです。
それに、温かいところにばかりいたら、からだは燃焼する必要がなくなりますよね。機能が低下していくのは至極当然だと思いました。

さて、ヴィム・ホフ・メソッドの続きに戻ろうと思います。

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