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ShopifyとBASE どちらを選ぶべきなのか考察してみた。

ECPower(イーシーパワー)公式noteです!

「ECを構築したいが、Shopifyを選んだら良いのか、BASEを選んだら良いのか判断できない。」という悩みをよく聞きます。また「Shopifyなんか使わなくてもBASEで簡単にできちゃうよ」という意見もよく聞きます。

Shopify、BASEともに、適切に理解することから始めて、自社にベストな選択肢を取ることが大切です。

今回はShopifyとBASEどちらを選ぶべきかを考察してみたいと思います。

悩みポイントを明確にする

まず悩みポイントを明確にしていきます。悩まれている方に質問をすると以下のような回答をされることが多いです。

BASEなら初期費用も安く、自分で簡単に構築できる。
Shopifyをわざわざ使う理由はどこにあるのだろう。

つまり、BASE <Shopify という月額費用、BASE < Shopifyという難易度がある中で、どちらを選択したらいいのだろうと悩まれるパターンが多いです。

1. ShopifyとBASEの特徴を押さえる
2. 自社の状況や戦略を考える
3. 最適な選択肢を取る

悩みポイントを分解して、明確にした上で最適な選択戦略を考えていきます。

ShopifyとBASEの違い①:月額費用

初期費用はどちらも無料ですが、Shopifyは+月額29ドル〜であるのに対して、BASEは月額費用が無料です。

ShopifyとBASEの違い②:決済手数料

次に大切な違いが、決済手数料です。これは商品が売れたときに支払う手数料です。

Shopifyは「Shopify ペイメントを使用した場合、約3.25〜3.4%です(以下リンク参照)、一方BASEは6.6%+40円です。

ShopifyとBASEの違い③:構築難易度

Shopifyはドキュメントが日本語対応したこともあり、構築してオープンするのはとても簡単になりました。しかし、テーマをカスタマイズしたり、マーケティング等のためにアプリを選定・導入するハードルはとても高いです。

一方で、BASEは「誰でもネットでお店を開ける」というコンセプトの通り、画面をポチポチするだけで本当に簡単にお店を開けます。この構築難易度の違いは大きなポイントです。エンジニアでなくても、むしろ誰でもネットでお店を開けるというのはとてもすごいことです。

ShopifyとBASEの違い④:柔軟性と拡張性

ソフトウェアサービスにおいて、構築難易度と柔軟性は比例関係にあります。構築するのが難しいほど柔軟性が高くなり、逆に簡単なほど柔軟性は下がります。

まさに、ShopifyとBASEも同じです。
Shopifyはこだわればこだわるほど、様々な事を実現できますが、その分構築難易度が上がります。

一方で、BASEはとりあえずショップを開いたはいいものの「ここを高変更したい」「この機能を加えたい」という細かい修正・改善がとてもやりにくいという声をよく聞きます。

以上の違いを元に、次は自社の状況と戦略を考えていきます。

自社の状況と戦略から選択肢を検討する

あなたのブランドはどの程度の売上を目指していますか?

売上が低いほど月額費用を高く感じるようになり、売上が高いほど決済手数料を高く感じるようになります。また、売上が高いほど運営人員も増えてPDCAを回しやすくなるのではないでしょうか?

月間10万円以上売り上げる予定ならShopifyを選んだほうが良い。
検証段階だったり、そこを目指さないのであればBASEがよい。

なぜこのような断言をするかというと、間違った選択をして後悔をしている事業者さんをたくさん見ているからです。

"楽にショップを立ち上げられるからBASEを選んだが
決済手数料高いし、拡張したいのに出来なくて
困っている"

" 初期お金をかけてShopifyでショップを作ったが
売上が上がらないし、上げる予定もないから
コストが高くて困っている"

大切なのは、初期のランニングコストだけに踊らされずに、自社の目標や状況に応じで適切なカートシステムを選ぶことです。

ECPower(イーシーパワー)について

ECPower(イーシーパワー)はECストアの構築・運用事業を行う、Shopify Partner企業です。BASEからShopifyのカートシステム移行も行っております。ECやShopifyでお困りの方は是非ご相談下さい。

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