見出し画像

パレスチナの民族舞踊「ダブケ」

こんにちは、駐日パレスチナ総代表部です。

皆さんは、パレスチナの民族舞踊と聞いてどのような踊りを思い浮かべますか?
今回は、パレスチナの民族舞踊「ダブケ(ダブカ)」をご紹介します。

「ダブケ」は、パレスチナを含めたシリアやヨルダン、レバノンといったアラブ地域に伝わる民族舞踊です。国や地域によってステップが異なり、パレスチナのダブケは、数人から数十人が手を繋いだり肩を組んだりしながら列や輪をなし、力強く大地を踏みならすように踊るのが特徴です。

結婚式やパーティーなどの宴の場では必ずと言っていいほど踊られ、踊りが好きで、人が集まれば自然と皆が踊り出すパレスチナの人々をよく表しています。

タブケ

大人数のぴったりと揃ったステップには圧巻です。

パレスチナでは、20世紀後半から各地で文化復興運動が盛んになり、以降このパレスチナに先祖代々伝わる力強いダブケは、パレスチナ人のアイデンティティや、人々のパレスチナへの愛を表現するためにも踊られています。
今日では、都市部の若者グループや学校のクラブ、難民キャンプの有志など、数えきれないほど多くのグループが、オリジナリティ溢れるアレンジを加えて伝統を受け継いでいます。

YouTubeなどには、パレスチナの人々がダブケを踊った動画が沢山投稿されていますので、リズミカルな音楽に合わせて軽やかに踊るダブケを是非楽しんでみてください。


駐日パレスチナ常駐総代表部ではnoteの他に各種SNSで情報発信しています。是非フォローお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?