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投扇興(とうせんきょう)って遊びをやってきた話。

京都旅行に行った時、『たまには珍しい事してみないか?』と姉と話して投扇興やってるお店に予約を入れた。
とうせんきょうってなんぞ?
たぶん扇を投げて的にあてる遊びだ!それくらいの知識しかなくて行った。

店舗はフツーの扇子屋さんだった。
その奥に招かれて……。

奥の座敷に入って用意されてたのがコレ!

点数の見方表と扇子と台と落とす飾り。
「蝶(的)」「枕(土台)」「扇子(投扇興用)」の3つの道具を使うそうです。
点数表は雅に源氏物語の巻の名前だったり短歌っぽい単語が多かったかな。「夢浮橋(ゆめのうきはし)」とか「夕顔」「末摘花」とか。


でもこれ江戸時代に大流行した文化?だとか
お座敷の舞妓さんの遊びだとか
京都の伝統的な?遊びだとか
諸説ありますが、とりあえず楽しければいいんじゃないか。
なんか雅な遊びしたい!!ていうんでこうなったんじゃろね。


小さい子でも遊べるのが良い


わりと難しいのが、扇ってのは意外と風の抵抗を受けるので、真っ直ぐ飛ばないんだなーってことです。(まあ本来の役割考えれば風の抵抗うけるから(!)扇げるんだけど)

紙飛行機みたいに飛ばそうとするとくるっとひっくり返ったりする。真っ直ぐには飛ばない。
予想外の動きをするから面白いのかな。

いくら強く投げてもシュッと真っ直ぐには飛ばないのよ。
※雅じゃないので力任せは止めましょう※

紫の飾りを台から落したり、ぶつけて揺らしたりすると点が入る

この紫の飾りには鈴がついてて、揺れたら音がするからちゃんと『揺らした点』が入る。
根元に重りが入ってて軽めにぶつかると起き上がるので、落とすのには結構強めなヒットが必要。
てごわい。難しい。笑。


構え方の練習。

ふわっと飛ばした途端に扇が空中で一回転して的にゴツンした事が一回だけありました。
それくらい制御不能なんですよ、結構難しい。
こんなに近いのに、真っ直ぐは絶対に飛ばないという。

闇雲にやってるとたまにビギナーズラックがやってきて、的を落して台に乗っかるという奇跡が起きたりしました。
点高かったw

こうやって引っかかるのも高得点

ひとり10投を三回戦くらいまでやって、大盛り上がりの大会になりました。
あーおもしろかった。

最後は抹茶とお菓子つき。

体験料金にお茶代まで含まれてるから実質タダ

帰りは入口の扇子屋さんで可愛い猫の扇子買って帰りました。

めちゃくちゃ楽しかった!
京都は何度も行ってますが、たまーにこういう体験型のも日程に盛り込むのもいいなーと思いました。

おしまい。

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