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Once upon a Time(カードゲーム)

一時期熱心にプレイしたアドリブで物語を創作していくカードゲーム。

プレイヤーにはおとぎ話に登場するような単語が書かれた手札とエンディングカードが渡される。

手番プレイヤーは語り手となって手札の単語を使ったおとぎ話を作って聞かせ、自分の手札を全て使いきった上でエンディングカードで示された結末でおとぎ話を終えることができたら勝利である。

どう考えても組み込みようが無い単語の手札が来てしまう場合もある。その場合はおとぎ話を一旦終えて、次の順番のプレイヤーに手番を回す。手番が回ってきたプレイヤーは、前の手番までに紡がれたおとぎ話の続きを自分の手札を使って続けていかなくてはならない。

最初に手番を取ったプレイヤーが強引に最後まで話を作って終わってしまうと思われるかもしれないが、他プレイヤーの話の中で自分の手札の単語が使われたときは、手札を場に出すことで話をインタラプトして主導権(手番)を奪うことができるのだ。

逆に言うと、相手の話が一区切り付くまで待っているといつまで経っても自分の手番が来ないので、インタラプトして手番を奪えるように他プレイヤーの話を聞いておかなくてはならない。自分の手札でどんな話を作るかだけを考えて、他プレイヤーの話をスルーしていたら勝てないのである。

結果として、お姫様を助けようと旅に出た王子様がいつのまにか木こりと一緒に山賊退治に行ってみたり、死んだはずのお妃様が竜に乗って異世界に旅立ってみたり、まともなストーリー展開になったためしがない。

使い道がなさそうな手札は早めに捨てることもある。「そして木こりは東から歩いてきて、西に歩いて去って行きました」と、早々に棄ててしまうのも手。

また、他プレイヤーにされると痛い展開が「そして3年後・・・」
いきなり考えていたストーリーが破綻しそうになる。「実はあれば3年前のことだった・・・」と撒き戻されるのも痛い。

各プレイヤーが全く異なるエンディングに着地させようとストーリーを作っていくので、整合性なんて取れるわけがない。アドリブで紡いで暴走するストーリーが楽しくて、酒を飲んだ後に徹夜プレイを何回したことか。朝電車で帰るときに腹筋が痛かったことを覚えている。

しかも身内でオリジナルカードなんて作り出したものだから暴走が止まらない。エヴァンゲリオンやガンダムネタなども含めて本当にどうしようもない話ばかりを作っていた。

即興で物語を紡ぐアドリブ能力を磨きたい人にはオススメなゲームかも。


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