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190918 24歳の君へ

24歳になった。
気付いたら20代も半ばだ。早いねえ。

忘れたくなかった。

1年でも2年でも止まればいいじゃん大丈夫だよと言ってくれた同期を前に泣きそうになった。

世界が目まぐるしく変わろうが、わたし、全然忘れたくなかった。前に進みたくなかった。急ぎたくなかった。知らなかった。

この世界の片隅に、じゃないけれど、わたしも十分ぼんやりしている。
わたしが足踏みをしている間にも世界は動く。

それは時に希望であり、時に絶望だ。

ぼんやりしているわたしを他所に、どんどん可愛く綺麗にかっこよくなって、様々な能力を身に付け、喜怒哀楽、色々な経験を積み重ねる周りとの溝は、年々深く、濃くなっていく。

あの日、刺された棘が抜けない。
しんどい。でもだからなんとか暗闇を抜けたいと今日も思った。

ぼんやりしている。
だから、ぐいぐい引っ張ってくれた周りの人にありがとうを言いたい。今日までありがとう。

みんながいなければ、自立したり卒業したり、ましてやこんな風に息はできていなかった。

ただこれからはもう少しだけ挑戦してみたい。

自分への誕生日プレゼントは新居だった。
一から自分で、選んだ。

相手に判断を委ねず、自ら選んだ実感があるものは少ない。

いろんな人に手を引っ張ってもらって、ぐいぐい背中を押されて、やっとここに立てた。

そろそろ自分で選択したい。
自分で、成功も失敗も引き受けたい。

本当はたくさん挑戦したいことがあった。
夢がたくさんある。

これからだ。

#日記 #フィルム #誕生日