カメラを始めて一年

父からデジタル一眼レフを譲り受け、一年がたちました。昨年8月のことです。年一杯五カ月は、コスプレ撮影をしておりました。それから年を越してからは、ポートレート撮影に転身しました。カメラ趣味の先人は多くいらっしゃるので、私などはひよっこも良いところでしょう。とはいえ、一つのくぎりを迎えるにあたって、これまで思ったところを徐々にまとめていきたいと思います。

まずもって、私の中に常にあるのは上手になりたいということだったということを告白します。こうなりますと、何をもって上手下手と定義するのかということになります。私の場合はプロのような写真ということになります。プロカメラマンといっても雑誌・ブライダル・報道と活躍の場は多岐にわたり、それぞれで表現方法も違います。ただ一見するだけで、その卓越した技術から商業レベルというのを感じられ、アマチュアの記念撮影とは違うものに思えたのです。といいますと、写真撮影とは意図しなければ記念・記録になってしまいます。そこを絵画的な表現としての写真が撮れるようになりたいという思いがあったのです。

さて、曖昧としてはおりますが上手になりたいという一心でスタートしたカメラ趣味。私の場合は人物撮影がしたいという思いがあったので、モデル探しをしなければなりません。カメラの使い方もおぼつかず、他にもストロボといったアクセサリーを使う場合はその扱いも習得しなければなりません。写真撮影が完了しましたら、RAW現像といって写真を仕上げる作業があります。これにも慣れが必要です。そうした技術的な修練に加え、自分の感性(美的感覚)を磨く必要性も感じました。

そうした過程は楽しいことばかりでした。苦い思いも少ししましたが、笑い話です。ただ、これから同じ道をゆく人がいるならば、できるだけ短期間で習熟して、目標とするところにたどり着いてほしいと思います。そのことを今後書き記したいと思いますので、気が向いた方は参考にされてください。

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