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コンビニ店員の処理速度増大

 仕事の帰りに、近所のショッピングモールに入った。

 モール内のスーパーに隣接するパン屋さんで、100円で食べられる簡易ホットドックをみつける。


 ソーセージや具は簡素だけど、100円ワンコインで食べられる。辛子マヨとケチャップがいいアクセントになっている。けしからん、美味い。

 ついでなので、スーパーのコーナーで。いくつか品物を買いレジへ。 5円のレジ袋をつけてもらう。

 おお、レジ袋といえば、コンビニにも有料レジ袋が導入されたて数か月が立ちましたね。みなさんはレジ袋はどうしていますか? エコバック派? 袋いる派? いらない派?


 いろいろ派閥があると思いますが、それに伴いコンビニ店員な僕的にも、適切な対応が求められるようになりました。そんな僕の感想としては、


 ぶっちゃけ、お客様はスピーディーになったけど、店員サイドはやる工程が増えたなぁ、という感じですね。


 というのも、スーパーと違い、コンビニではまだまだ袋が必要か否かを聞く必要があります。

 スーパーのように「言われなければ無し」という前提が浸透していればいいんですが、コンビニではまだまだその風潮は薄い。

 お客様が最初からエコバックを持っていれば、聞く必要なく対応できます。しかしそうでない場合は、袋の有無を見極めなければいけません。


 必要ないかと思って聞かずにいると「袋ちょうだい」と言われることが非常に多い。そうすると袋代をもらうことになり、またレジをすることになるので、余分に時間がかかってしまいます。

 それでなくても近年は、レジ袋以外にもPAY支払いが浸透しました。(コンビニではバーコード決済といいます)PAY支払いのせいでコンビニ店員は品物をより早く袋詰めする必要ができました。


 何故か? というのも、会計が一瞬で済んでしまうので、お客様を待たせないように品物を素早く袋に入れる必要ができてしまったのです。

 たとえば

「サンドイッチ 缶コーヒー(ホット)弁当 を持ってきて + タバコ ファミチキ一つ」というオーダーが入るとします。お客様は言い終えた時点でスマホを構えていますが、店員は。

 「弁当あたためますか?」「おしぼりつけますか?」「ポイントカードありますか?」「袋にいれますか?」「暖かいものと冷たいものありますが、一緒で大丈夫ですか?」「袋〇円かかります」

 とお客様に確認しつつ、その間にも店員は、袋が確定した時点で、できる限りお客様をお待たせしないよう、素早く適切なサイズの袋を取り出し、品物を詰めなくてはいけません。かなりのスピードが要求されます。 

 慣れたお客様だと、必要な事柄すべて一息でいって会計待ちしていますからね。オーダーに間違いがないか記憶を巡らせつつ、袋詰めをするのはなかなか神経を使う作業です。

 それでなくても、レシートにクーポンや引換券がついていたりり、700円くじがついていたりと面倒く・・・もとい忙しいです。

 お客様はレジが幾分かは楽になったけど、店員が楽になるのはまだ当分なさそうですねえ。
 


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