イチローになれなかった君へ
久しぶりに長文を書きたい気分になりました
今回の話は何故自分が麻雀にハマったのかという内容です
ただの自分語りなので注意してください
僕は1番になるのが好きでした。
勉強でもスポーツでもなんでも
多分他の人も程度の違いはあれど1番って好きでしょ?
最初にハマったのは野球です
これがめちゃくちゃ楽しい
大事な試合や場面で打った時のバットから伝わってくる感触は今でも忘れられません
中学3年生までは本気でプロになれると思ってましたし四六時中野球のことを考えてました
努力なんて言葉を使うのは好きじゃないですが自分の精一杯のものを野球という競技にぶつけました
プロになるためにわざわざ中学校の部活ではなく硬式野球クラブに入りました。
中学3年の夏
今でも鮮明に思い出せる
全国1位のチームと戦う機会がありました
部員総数200人を超えるチームです
ウチのチームもたまに全国大会に出るくらいのチームだったのですが、力量の差は明らか
当然レギュラーメンバーなんて出してくれるはずもなく控えのメンバー相手に試合をしました
結果から言うとボロ負けしました
レベルが違い過ぎる。バケモノ
このバケモノ達でも敵わないレギュラーの選手が居てプロになれるのはその中の極一部です
自分はかなり良い指導者に恵まれたという自覚があります。正しい努力の方向性を示してくれていたと思います
精一杯やりました。それこそ学校と練習以外の時間はバットを振ることと走ることに使いました
頑張れば夢は叶うなんて言葉は嘘です
人それぞれにそれぞれ違った高さの絶対に超えられない壁はあります
結局高校⇨大学と野球は続けました
熱はすっかり冷え切っていたけれど
それでも好きだったので
次に僕が始めたことは受験勉強でした
野球がダメなら勉強で、と高校3年の夏から勉強を開始しました
東大に受かるようなレベルまでは勉強することができませんでしたが、自分で言うのも変ですがそこそこの大学に入れたと思っています
大学の最初の講義で僕は衝撃を受けました
全然分からない
宇宙人が話してるのかと思いました
そんで教授をよく見てみたら宇宙人みてえな気持ち悪い顔をしてました
野球も勉強も
今は1番じゃないけど、いつかは1番になれると思ったから頑張れた
僕は何にも熱量を注げない人間になりました
そんな時にハマったのが麻雀でした
麻雀というゲームは勉強して真面目にやってる人が少ないので勉強すれば何年やってる相手だろうと打ち負かすことができます
もちろん2000、3000戦単位でないと実力の評価が難しい運ゲーではあるのですが…
そして僕は未だに幼少期からずっと抱き続けてきた想いを秘めて麻雀を打ち続けています
いつかは1番に
「まぁこんなゲームに熱くなりやがって」
と言う人も
「下手くその癖に」
と言う人も居るでしょうが…
だから僕にとっては日々にきらめきを与えてくれたのが麻雀なんですよね
麻雀は勘違いしやすいゲーム
この要素は僕にとってはプラスでしかありません。勘違いできる期間が長ければ長いほど僕は日々を楽しく生きることができます
今日こんなツイートを見かけました
この方は仲の良いフォロワーの方なので批判とかの意味合いは全くありません。むしろ比較的世論に近い意見だと思います
ですが、僕みたいに何かの1番になりたいと思い続けてしまう子ってきっと多いと思うんですよね
何を始めるのにも遅すぎることはないのですが、1番を目指すのであればどれだけ早く始めたとしても早過ぎるってことはないと思います
これから生きていくために何が必要かを考える賢い生き方もあるでしょうが
きっとどんな分野であろうとイチローや大谷翔平になりたいという子はこれからも生まれ続けるでしょう
その分野がたとえ麻雀であっても別に良いのでは?と思いました
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